京王線車内の事件映像、一般人の顔出しに問題なし? 「肖像権」に詳しい専門家の見解は
10月31日に起きた京王線電車内での刺傷事件で、現場を撮影した映像・写真が注目を集めている。中でも、車両内で逃げたり窓から脱出したりする人たちを捉えた映像は、ニュース報道で多用された。一般の人たちによるスクープ撮影が世に広まった格好で、SNSでも拡散している。一方で、容姿を無断で撮影・公表されない権利である「肖像権」を気にする声も出ている。事件・事故・災害時の撮影に関して、ネット社会においてどう考えるべきか。専門家に聞いた。