TOKIOの国分太一が複数のコンプライアンス違反によって日本テレビ系『ザ！鉄腕！DASH!!』（日曜午後7時）を降板したことを巡り、日本テレビの福田博之社長が20日、東京・汐留の同局で記者会見を行った。しかし、国分が起こした事案については「プライバシー保護優先」を理由に一切明かさなかった。TOKIO側は、国分の「無期限活動休止」を代表取締役・城島茂の署名付きで発表。しかし、事案には触れず、会見もなかった。果たしてこれで良かったのか……。現場の記者、中継を見ていた視聴者の間で高まる不満を踏まえ、この対応を考察する。

日本テレビは20日、TOKIOの国分太一について、コンプライアンス上の問題行為が複数あったとして、同局系『ザ！鉄腕！DASH！』（日曜午後7時）の降板を発表した。同日午後1時から東京・汐留の同局で行われた記者会見では、福田博之社長が降板を決定した一連の経緯を説明したが、どんな問題があったのかという肝心な疑問には「プライバシー保護の観点からお答えできない」を連発。要領を得ない答弁に会見は紛糾（ふんきゅう）し、他の質問を遮りしつこく追及を繰り返す一部記者の態度に、ネット上でも「もっとやれ」「つまみ出せ」と評価が二分した。

TOKIOの国分太一がコンプライアンス違反によって日本テレビ系『ザ！鉄腕！DASH!!』（日曜午後7時）を降板したことを巡り、日本テレビが20日、東京・汐留の同社で記者会見を行い、福田博之社長が対応した。今後も番組を継続する理由について「番組に問題があったわけではない」と強調した。

TOKIOの国分太一がコンプライアンス違反によって日本テレビ系『ザ！鉄腕！DASH!!』（日曜午後7時）を降板したことを巡り、東京・汐留の同社で日本テレビが20日、記者会見。福田博之社長が説明を行った。一方で、福田社長は「プライバシーのため」として詳細を話さず、報道陣と押し問答になっている。