最凶の売春地帯で「殺されかけた」 売春婦たちの機転で九死に一生…命知らずのルポライターが歩む綱渡りの人生
住む場所を選ぶ時、多くの人がまず重視するのは、治安のよさだろう。旅行でもわざわざ危険を冒して、裏路地に入る人は少ない。しかし、世の中には、あえてそのリスクを好む人もいる。歌舞伎町の通称「ヤクザマンション」と呼ばれる建物に住み、西成など有名なドヤ街でたびたび寝泊まり。海外に行けば“立ち入り禁止”の売春地帯に潜り込み、「殺されかけた」と語るほどの修羅場をくぐり抜けた。そんな破天荒な生き方をつづった新著『ワイルドサイド漂流記 歌舞伎町・西成・インド・その他の街』(文藝春秋)の著者が、ルポライターの國友公司さんだ。詳しい話を聞いた。