乱発する車両盗難、限界の捜査現場の“本音”「どうしても…」 弱点になりかねない警察組織の内情とは
全国で相次ぐ車両盗難に歯止めがかからず、被害の深刻度が増している。人生を懸けて手に入れ、個人や家族の思い出が詰まった愛車が突如盗まれてしまう。被害者の精神的ショックは計り知れない。警察が捜査に全力を挙げる一方で、捜査の迅速対応を求める声が上がっていることも確かだ。実は警察サイドはいくつかの悩みを抱えているという。「おつらい思いは分かりますし、被害者のためになんとかしてあげたい思いは山々なのですが……」。元警察官たちがリアルな胸中を証言した。