タワマンでの救急要請「セキュリティーの高さ故に…」 現役救急救命士が明かす“現場の悩み”
タワーマンションは、不動産の夢の象徴として人気を呼び、多くの注目を浴びている。全国で建設が進む一方で、エレベーターの移動に時間がかかるなど生活上の困り事が指摘されている。荷物配送やフードデリバリーにおける“タワマン配達”の過酷さが話題になる中で、実は、もう1つの“心配事”がある。タワマンにおける救急救命活動で、強固なセキュリティーが、かえって救急隊の悩みのタネにもなっているというのだ。消防官として20年以上のキャリアを持ち、SNSで啓発・情報発信にも取り組む救急救命士が打ち明けた。