「墓じまい」時代に異例の大ヒット 明治天皇の玄孫が仕掛ける“古墳墓”「当初は何を言ってるんだと」
少子化と核家族化の波が押し寄せ、日本の「お墓文化」は大きな転換点を迎えている。かつては家族や親族が代々守り続けることを前提としていたお墓も、継承者不在により「墓じまい」が全国で急増。樹木の下に眠る自然志向の樹木葬といった新しいスタイルが登場する一方で、従来型の石の墓は次々と閉じられている。そんな逆風の時代に大ヒットを記録したのが「古墳墓」だ。仕掛け人は、明治天皇の玄孫で作家、政治評論家として知られる竹田恒泰氏。なぜ令和に古墳なのか。その背景と仕掛け人の思いを探った。