子どもの車内放置 保護者は「常に危機感を」、発見時の「対応にやり過ぎはない」…2児の専門医が切実訴え
連日の猛暑が続く中で、熱中症のリスクが高まり続けている。車に乗る際に、夏場の買い物や用事で注意しなければいけないのは、子どもの車内放置だ。毎年、高温の車内に取り残された末に子どもが命を落としてしまう悲惨な事故が後を絶たない。保護者の立場として「ちょっとの短時間だから」といった安易な考えは絶対に避けたい。また、商業施設などの駐車場で車内に1人でいる赤ちゃんを見つけた場合、第三者としてどんな対応が適切なのだろうか。長年、熱中症の診察・治療に従事してきた専門家で、あんどう内科クリニック院長(岐阜市)の安藤大樹医師に聞いた。