“米騒動”に新米値上げ 「ボリューム維持」は死守したいけど…大盛り弁当店が抱える苦悩
米の品薄が続き、買い占めが発生するなど“令和の米騒動”とも呼ばれる事態が、全国的に波紋を広げている。スーパーやディスカウントストアの店頭から米が消え、SNSでは「米買わせてくれ~」「本当に無いんですよ」と悲鳴が。9月に入って新米の入荷が少しずつ始まり、これから収穫の秋を本格的に迎えるが、新米の価格上昇も指摘されており、米不足解消への消費者の不安は拭えない。こうした混乱の中で、大盛り・大ボリュームのメニューを売りにした都内の弁当店は、ぎりぎりの調整を余儀なくされている。飲食業界では、もともとの原材料価格の高騰の影響もあり、値上げに踏み切るか耐えるかの葛藤が続いており、悩みは尽きない。