テレビ朝日系で放送中の人気ドラマ「相棒 season19」(毎週水曜、午後9時～)の第1話、2話に出演した女優の篠原ゆき子が、今後もレギュラー出演していくことが分かった。

　篠原が演じるのは女性警察官の出雲麗音。シリーズ冒頭で交通機動隊から捜査一課に異動し、その去就が注目されていたが、このたび捜査一課のメンバーに正式加入。

“男社会”である捜査一課に女性が加入してくることに、内村刑事部長(片桐竜次)をはじめとした面々は苦い表情を見せる。伊丹憲一(川原和久)、芹沢慶二(山中崇史)両刑事に、暗にいびるように命じたり、さっそく芹沢が麗音をパシリに使ったり、と簡単には歓迎ムードとならない様子が描かれた。

　しかし、持ち前の勝ち気な性格で伊丹、芹沢らの嫌味もかわしてきた麗音。第2話ラストでは仮想国家「ネオ・ジパング」に絡んだ事件もひとまずは解決を迎え、自身を襲撃した犯人とその動機も判明した。

　レギュラー出演が決定した篠原は「電話で聞いた後、しばらくは事態が把握できず、やっと把握してうれしく思った30分後には緊張で手が震えていました」と感情のアップダウンが激しかったことを告白。

「麗音とともにもがいて、ともに成長していきたい。未熟者ながら精いっぱい体当たりで頑張ります！」と決意を新たにした。

「相棒」史上初めて“捜査一課の女性刑事”としてレギュラーキャストに名を連ねることになった麗音。今後どんな活躍を見せ、「相棒」ワールドにどのような彩りを与えていくのか、ますます期待が高まる。