――夏焼さんはアパレルブランドをプロデュース、小林さんは元アパレル店員、また「ファッション」や「おしゃれ」がグループのキーワードにもなっています。皆さんにとって、オシャレとは。

夏焼「私は人と話すことは好きだし、人懐っこい方だと思っていたんですけど、黒い服を着ている時は『話しかけにくい』って言われることが多々あって、洋服でどう見られるかって、変わってくるんだなと思いました。まずは着ているものから“私”を表現したいと思ってファッションを勉強するようになりましたね」

――本当の自分を表現するもの、ということですね。

夏焼「あと、曲のテーマに沿った衣装を選ぶようにしていると、ずっと同じタイプの洋服を着ているよりは、いろんなものにチャレンジしたほうが人生楽しくなるって思うようにもなりました」

小林「私は『可愛らしい服の方が似合うよ』って、よく言われるんですけど、本当はカジュアルな服が好きなんです。アパレル店でバイトしていたとき、私と同じタイプのお客様がいらっしゃって『私もそう言われるからお姉さんに相談しました』って言われたことがあります」

――そのお客さんは同じタイプの小林さんなら気持ちがわかると思ったんですね。

小林「そのときに、服ってやっぱり楽しむものだし、自分が好きなものを着るのが人生の楽しみの1つだと思ったんです。もちろん、似合う、似合わないもあるけれど、『自分はこれが好き！』っていうこだわりだけは忘れたくないなと思っています」

二瓶「私は家にいる時とか、ボロ着を着ていることが多いので(笑)。服を着替えるときに、普段の自分から変身するような感じです。今は『おしゃれな人に思われたい！』っていう欲が出てきて、勉強するようになりました。いろんなテイストの服をたくさん着たいので、なるべくプチプラで、この1着でどう見せるか、着回しを考えるようになりました」

――二瓶さんは12月3日から、舞台「少女ヨルハVer1.1a」に出演予定です。歌以外にも、さまざまな分野での活躍が期待されていますが、皆さんの今後の野望を教えてください。

二瓶「舞台は初挑戦なんですけど、そこで私を知ってもらって、そこからPINK CRES.に還元できればいいなと思っているので、がむしゃらに頑張りたいと思います。ファンの皆さんと会えない時間が増えているんですけど、一緒になにかできる機会を大事にしていくので、今後も応援よろしくお願いします！」

小林「ステージに立って『私がPINK CRES.なんだ』って思わせてくれるのは、ファンの皆さんなので、ずっと見ていてほしいなと思います。みんなで楽曲を育てていきたいっていう気持ちがすごく強いので、ずっとよろしくお願いします！」

夏焼「二瓶が舞台に出たり、ひかるもモデルになるために努力をしていたり、それぞれの努力した部分がグループにどういう影響を与えてくれるのかなって、楽しみにしています。今はようやくみんなに元気を与えられる機会が増えてきたので、もっとSNSでできることを発信していって、みんなが毎日ハッピーに過ごしてもらえればと思っています。是非、引き続きPINK CRES.の応援をしていただけたらうれしいです」

□PINK CRES.
夏焼雅を中心に、オーディションで選ばれた小林ひかる、二瓶有加の3名で結成されたダンス＆ボーカルグループ。男性はもちろん、女性からも一目惚れされるようなオシャレなガールズグループを目標にしている。10月7日にミニアルバム「Soleil」をリリースし、11月・12月は「Heart to Heart 2020 ～Covers～」公演に出演。二瓶は12月3日から、東京建物 Brillia HALLで行われる「舞台 少女ヨルハVer1.1a」に出演予定となっている。

「Heart to Heart 2020 ～Covers～」公演スケジュールhttp://www.pinkcres.com/event/detail/18c1484ade79bc43c95dc7e9672f0cbdc84b6f87