上谷沙弥、4.26横浜で「史上最大の悪夢を見せてやるよ」 フワちゃんは謝罪&反省の弁
女子プロレス・スターダムが4月26日、横浜アリーナで開催する年間最大のビッグマッチ『ミツカン フルーティス presents ALL STAR GRAND QUEENDOM 2026』に先立ち、12日に東京都内で公開記者会見を開催。主要カードに名を連ねた選手たちが登壇し、それぞれ抱負を語った。

選手それぞれの思惑が交差する、緊張感高まる公開記者会見
女子プロレス・スターダムが4月26日、横浜アリーナで開催する年間最大のビッグマッチ『ミツカン フルーティス presents ALL STAR GRAND QUEENDOM 2026』に先立ち、12日に東京都内で公開記者会見を開催。主要カードに名を連ねた選手たちが登壇し、それぞれ抱負を語った。
まず登場したのは、スペシャルシングルマッチを行うなつぽいと、ちょっと雰囲気の違う伊藤麻希(のような人)。なつぽいは「私は私のプロレスをするだけ。勝ちに行く戦いをして、結果を出す」と語り、その後、伊藤が話し始めるも口元と声が合っていない。なつぽいが問いただすと、サングラスの下から現れたのは古沢稀杏。2人がやりあっていると本物の伊藤が現れ、後ろから「かわいい」ボードで襲撃。伊藤が「こんな簡単な手に引っかかるとは」とあざ笑うも、怒りのなつぽいが逆襲しボードを破壊、そのまま引き上げてしまう。
続いて登場したのは、同じくスペシャルシングルマッチを行う安納さおりとフワちゃん。フワちゃんは「ここ数か月間、生意気な態度をとり続けてすみませんでした。ごめんなさい。上辺の真似事だけをして空回りをしてきたなと。私がすべきことは、まずはプロレスにしっかり向き合うことに、気づくのに遅くなってしまいました。相手をリスペクトして、今度こそ真剣に向き合いたい」と反省の弁。
対する安納は、「おしとやかになるな、とは言っていない。負ける心配がない。ハンデをやろうか? 私だけ2カウントフォールとか……」と挑発するが、フワちゃんは断る。しかし、あえて安納に勝つヒントを本人に問うと、安納はフワちゃんに耳打ち。安納は何をささやいたのか……。
そして調印式へ。まずは、フューチャー・オブ・スターダム王者の八神蘭奈と、挑戦者・勢いのある儛島エマが登壇。儛島はルーキー・オブ・スターダム覇者としての抱負を語り、八神は昨年は挑戦者だった立場が、今年は王者になったこと、そして新人で一番勢いも自信もある?島と戦える楽しみを語った。
続いて、ゴッデス・オブ・スターダム王者の刀羅ナツコ&琉悪夏と、挑戦者チームのAZM&天咲光由が登壇。AZMは天咲との“02LINE”で結果を残していないことに言及し、自分を信じてついてきてくれた天咲とベルトを獲りたいと神妙な面持ち。天咲も変わらないといけないと悲壮な覚悟を語る。一方の刀羅は「うちらがまたやりたいと言っているの! だから自信を持って。スターダムは今、最強にタッグが弱い。うちらはその中で群を抜きすぎた。その私たちが認めているんだよ!」と喝を入れる。琉悪夏も「天咲がどう変わるのか、当日楽しみにしています」となぜか丁寧語でコメント。
そして、IWGP女子王者の挑戦者に決まったメーガン・ベーンのVTRが流れる。続いて登壇した朱里は「私はIWGPをかけてメーガンと試合をしたいと思っていたので、うれしい。テクニックもパワーもあり、海外で大活躍している選手に防衛して、IWGP女子の価値をどんどん高めていく」と語った。

記者会見後、上谷が語った野望とは
続いて、ワンダー・オブ・スターダム王者の小波と挑戦者・羽南の調印式へ。羽南はシンデレラ・トーナメント優勝時のドレスで登壇。小波は、スプレーと怪しい紙袋を持っている……。羽南は「小波に欠場に追い込まれて、欠場中に小波がベルトを獲って、全部が止まったようで落ち込んだ。前哨戦は負けつづけ、言い返すこともできず……でも私はクソポジティブなことに気づいた。H.A.T.E.一強時代を終わらせる」とコメント。小波は紙袋から過去に叩き潰した選手の、黒スプレーで汚れたポートレートを取り出す。そのあと、小波は羽南を挑発しまくりSTARSも結果を出していないことまで言及されると、羽南は手を出してしまう。しかし、白スプレーの反撃にあい、空のフレームを顔にかけられてしまう始末。
最後にワールド・オブ・スターダム王者の上谷沙弥と挑戦者・玖麗さやかが登壇。玖麗は「コズミック・エンジェルズの玖麗さやかです。吹っ切れた。この流れも全部背負って勝ち切る。上谷沙弥が奪ったものを、私が全部奪う。水色をまとった私が、赤く輝くベルトを巻いて青空になりたい。『お前には無理』、最初からそう言われる世界は私が終わらせる。誰もが青空の下で堂々と生きていける、そんなスターダムを作りたい」と決意表明。
上谷は「この赤いベルトは、私の人生の花を咲かせてくれた大切なベルト。この1年4か月、強い奴らと戦って、プロレス大賞MVPにもなった。お前がチャンピオンになったら、大雨になっちゃうんじゃないの? 全部が違いすぎる。敗者引退マッチが消えることはない、私が奪ったすべてがお前のものになるわけでもない。横浜アリーナで、コズエンは解散だ。史上最大の悪夢を見せてやるよ」と、らしい発言。
記者会見後、改めて上谷に話を聞いた。
「2024年12月、私が中野たむからだまし打ちでベルトを獲って、会場は静まり返って、妙な空気が流れたところから始まり、自分にしかできないことをやりたいと思って『プロレスを広めたい』と口に出した。メディアにも出たり、4月に(たむと)敗者引退マッチもやったり、9月には地上波でも試合をした。女子初のプロレス大賞MVPも獲った。本当に女子プロレスの時代を動かすことができた、防衛ロードになっているんじゃないかな」
その敗者引退マッチから1年、次の挑戦者は玖麗に決まった。
「中野たむのまな弟子であることを考えたらつながりの深い選手だとは思うけど、あのキャリアで(横浜アリーナのメインに)名乗り出るとは思わなかったので想定外だよ。ただ、自分が挑戦を拒否していたときから、自伝のお渡し会に乗り込んできた……中野たむのDNAを受け継いでいる部分も見えるよね。実績はないけど、気持ちだけで来ているのかな。(色のことは)正直、何言っているんだろうなって聞いていたよ(笑)」
とはいえ、上谷にとって“黒”は自身をイメージする色になった。
「最初はH.A.T.E.のイメージカラーが黒だったから黒にしただけなんだけど、それまでの色よりも似合うという声はもらっていたよ。今となっては、私服でも黒を着るくらいお気に入りの色になったね、強く見えるしカッコいいしね」
上谷が勝てばV10、コズエンは解散となるが、上谷の野望はまだまだある。
「戦いたい相手がいるんだよ、(スターライト・)キッドとのリマッチもそうだし、テレビ番組で一緒に汗水たらした飯田(沙耶)とか。あとデビューから因縁のある舞華だったり、他団体だったら山下りな、彩羽匠だったり……止まらなくなるからこれくらいで。あと1万人動員の景色を達成したいし、東京ドームは(今ある)女子団体で一番にたどり着きたいよね」
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