じゅんいちダビッドソン、子へキャンプの“英才教育”も「好きにならなくてもいい」 家族キャンプは「接待」

お笑い芸人のじゅんいちダビッドソンが、バイクとキャンプのライフワークを全力で楽しんでいる。昨年7月に納車した、アメリカ最古のバイクブランド・インディアンモーターサイクルの「インディアン・スカウト・シックスティ」(2016年モデル)は、すっかりキャンプの相棒だ。51歳になり、5歳の長男と2歳の次男を育てる一家の大黒柱。芸能界屈指のキャンプ好きで、家族と一緒に楽しむアウトドアも充実しているという。趣味生活と家族秘話をたっぷり語ってくれた。

キャンプを満喫するじゅんいちダビッドソン【写真:本人提供】
キャンプを満喫するじゅんいちダビッドソン【写真:本人提供】

長男と次男の将来は「好きなことを見つけてくれたらいいな」

 お笑い芸人のじゅんいちダビッドソンが、バイクとキャンプのライフワークを全力で楽しんでいる。昨年7月に納車した、アメリカ最古のバイクブランド・インディアンモーターサイクルの「インディアン・スカウト・シックスティ」(2016年モデル)は、すっかりキャンプの相棒だ。51歳になり、5歳の長男と2歳の次男を育てる一家の大黒柱。芸能界屈指のキャンプ好きで、家族と一緒に楽しむアウトドアも充実しているという。趣味生活と家族秘話をたっぷり語ってくれた。(取材・文=吉原知也)

 2015年のR-1ぐらんぷりで優勝する前から、「売れたら乗りたいな」と憧れていたインディアンモーターサイクルのバイク。購入後に早速、北海道ツーリング旅に繰り出すなど、名門ブランドの乗り心地を満喫している。「キャンプに幅が出ました。自然の中でたき火とバイクの光景を眺めるのは最高です。完全なる自己満足ですが、それがたまらなくいいんです」。満面の笑みを見せる。

 14年に一般女性と結婚。子煩悩な2児のパパでもある。子育てについて、「無理にこれをやれとは決めないで、好きなことを見つけてくれたらいいなと。いろいろなことを体験していく中で、どこかで何かに興味が出たら、そこに進んでいってもらえれば」。子どもの興味・感性を大事にしているという。

 ただ、キャンプだけは「将来に何かしらのいい影響がありそうな気がしています」。お父さんこだわりの“キャンプの英才教育”で、長男はすくすく成長している。「幼稚園のアウトドア教室で、『たき火のやり方がうまかった』と褒めていただきました。僕がいつも細い枝から順番に組んでいくのを見ているので、長男はその通りにやったみたいです。この間、公園に遊びに行ったら、松の枝が落ちていて、僕が『火のたき付けにいいんだよ』と言ったら、長男が『松ぼっくりも燃えるよ』と即答してびっくりしました。僕の方から『皮がめっちゃ燃えやすい木は何?』とクイズを出したのですが、『シラカバ』と正解を答えて。なんで知ってるんって(笑)。以前、シラカバの雪景色を見に行った時に、シラカバの樹皮はキャンプでたき付けに使えると教えたのですが、それをしっかりと覚えていたんです」。

 もっとも、“お父さんのキャンプ愛”を押し付けるつもりはない。「子どもがアウトドア好きにならなくてもいいと思っています。インディアンのバイクも、今乗っている80年代のアメ車(シボレー・K5ブレイザー)も、普段その辺を走っているものではないですよね。だから子どもたちの物心がつく前に『こういうものがある』と感じさせておきたくて。子どもが大きくなって、『お父さんが好きなアメリカンスタイルより、ヨーロッパっぽい方がかっこいい』と思ったのなら、それはそれでいいんです。一応、『俺はこれをかっこいいと思ってるよ』というのはちょっと教えておこうかなと」。父親としての思いを明かす。

 家族4人でのキャンプについては、ジョーク交じりに、「ファミリーキャンプはもう、子どもと嫁に対する接待ですよ(笑)。テントを立てて、タープを立てて、たき火を起こして、飯作って、全部こっちがやりますから。以前は大きなファミリーテントを持ってなかったので、ソロテントを2個並べて立てていました。雨が降ったら全部撤収して。当たり前ですけどね(笑)」。

 ファミリーキャンプを楽しめているのは、芸人仲間の存在が大きいという。「子どもがいる芸人仲間と一緒に行くと、子ども同士が勝手に遊んでくれるから大人がだいぶ助かります。去年の夏もみんなで行きました。うちの長男より何歳か上の女の子がいて、もうベビーシッター並みに面倒を見てくれるから、お金を払おうかってなるぐらいでした(笑)。2~3家族で行くのが断然いいですよ」と話す。

50代を迎えての芸人としての理想像とは【写真:合同会社潤一提供】
50代を迎えての芸人としての理想像とは【写真:合同会社潤一提供】

お笑い芸人として「自分自身も楽しく板の上に立つ」

 キャンプを通した新たな夢プランを構想している。「友達が山梨県の西桂町でキャンプ場を作っているんですよ。まだ具体的な話ではないのですが、もしうまくいけば、その一画を任せてもらって、『じゅんいちサイト』みたいな感じで、グランピング施設をプロデュースしてみたいと考えています。僕の好きなアメリカ文化の雰囲気満載の施設づくりを思い描いています」と目を輝かせる。

 50代を迎えての芸人としての理想像を聞くと、「目の前のことを1個ずつやるしかないなって。ただ、最近ちょっと思うことがあるんですよね」。

“お笑いの聖地”の一つでもある、東洋館(浅草フランス座演芸場東洋館)に出演して感じたことがあるといい、「たまにお笑いライブや劇場でネタをやらせてもらっています。小規模の劇場に出演する機会もあります。先日、東洋館でお笑いライブに出たのですが、車で行って、ギャラから高速代と駐車場代を引いたらマイナス200円だったんです(笑)。えぐいっすよ、ほんまに(笑)。でも、最終的にはそういうお金のことは気にせず、自分自身も楽しく板の上に立つ。そんな環境が作れたら勝ちかなと思っています。芸人として、お笑いの舞台やトークライブを続けていきたいですね。それが理想ですよね」と実感を込める。

 バイク、車、キャンプ、お笑い。そして、家族を何より大事にしながら、これからも自分が好きなものを楽しく究めていくつもりだ。

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