結末に賛否? “最終話”が衝撃的だったマンガ3選

人気漫画の最終話は誰しもが気になるものだが、まさかの結末が描かれて拍子抜けしてしまうことも珍しくない。バッドエンドや鬱エンドを迎えることも多く、良くも悪くも読者に大きなインパクトを残した作品が数多く存在する。

読者に大きなインパクトを残した作品を紹介(写真はイメージ)【写真:写真AC】
読者に大きなインパクトを残した作品を紹介(写真はイメージ)【写真:写真AC】

強烈な印象を植えつけた最終話

 人気漫画の最終話は誰しもが気になるものだが、まさかの結末が描かれて拍子抜けしてしまうことも珍しくない。バッドエンドや鬱エンドを迎えることも多く、良くも悪くも読者に大きなインパクトを残した作品が数多く存在する。

 例えば1992年から2001年まで「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載された『東京大学物語』(作:江川達也)の最終話を覚えている人は多いのではないだろうか。同作は、高校生の主人公「村上直樹」が、同じ高校に通う「水野遥」に恋心を抱き、そこから彼女との恋愛、東京大合格を目指すための勉強、遥以外の女性との交流などが描かれたラブコメディーだ。

 その最終話といえば“これまでに起こった出来事は直樹の夢オチ”という衝撃の展開が繰り広げられ、さらにラストでは“直樹が妄想していた物語は小学4年生の遥の妄想だった”と明かされる。まさかの夢&妄想オチに対し、ネット上では「途中まで面白かったのにもったいない」「夢オチじゃないラストでリメイクして欲しい」などの声が見受けられた。

 衝撃的なラストといえば、「週刊ヤングマガジン」(講談社)で2011年から18年まで連載されていた『監獄学園』(作:平本アキラ)も外せない。

 同作は、元女子校だった全寮制「私立八光学園」に入学した主人公「藤野清志(以下、キヨシ)」が、女性風呂を覗いた罪をきっかけに「裏生徒会」に目をつけられたことで監獄に収監され、女子生徒たちに虐げられながらも抗う様子が描かれた学園漫画。また、ヒロイン「栗原千代」とキヨシの関係性も物語のうえで重要なポイントで、2人はラストで結ばれると誰しもが思っていた。

 しかし、最終話では、裏生徒会の「緑川花」によって“キヨシは花のパンツを履いている”という独特な性癖が暴露され、千代に男性へのトラウマを強く植えつけることに。その結果、裏生徒会の21代目会長になって表情も一変した千代の姿が描かれ、物語は幕を閉じるのだった。当然ながら賛否は分かれる結果となり、「千代ちゃん闇オチエンドが許せない」「結末は置いといても読みごたえはかなりあった」などさまざざまな声があがっている。

 ラストで主人公が死んでしまう展開も印象に残りやすく、2004年から19年にかけて「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載された『闇金ウシジマくん』(作:真鍋昌平)の最終話も忘れられない。

 同作は、違法な貸金業者「カウカウファイナンス」の社長である「丑嶋馨」を巡る社会の裏側を描いた作品だ。過激な展開が続く大きな修羅場を超えた後に描かれた最終話は、返済金を取り立てようとした丑嶋が、債権者である菊池文香の弟「辰也」にナイフで刺されて幕を閉じるというあっけない結末だった。最後には、出血して仰向けに倒れた丑嶋が描かれており、生死は定かではないが、多くの読者が「丑嶋が死んだ」と受け止め、「あれだけ強かったウシジマくんにしてはあっけなさすぎる」「個人的にはきれいに終わったという感想」といったレビューがネット上に寄せられている。

 作品の全体的な印象を決めるといっても過言ではない最終話。評価は人によって違うものの、記憶に残っているのであれば、それは作者の思惑通りの結果といえるかもしれない。

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