佐々木蔵之介、台本はデータ派「便利」 紙派の内藤剛志は「絶交じゃ!」
俳優の佐々木蔵之介が5日、都内で行われた映画『幕末ヒポクラテスたち』(5月8日公開、緒方明監督)の完成披露舞台あいさつに、内藤剛志、藤原季節、藤野涼子とともに登壇。世代ギャップのエピソードを繰り広げた。

佐々木蔵之介に信頼感「芝居の話すは一切しない」
俳優の佐々木蔵之介が5日、都内で行われた映画『幕末ヒポクラテスたち』(5月8日公開、緒方明監督)の完成披露舞台あいさつに、内藤剛志、藤原季節、藤野涼子とともに登壇。世代ギャップのエピソードを繰り広げた。
同作は『ヒポクラテスたち』(1980年)などで知られ、企画進行中に他界した大森一樹監督の最後の映画企画。1960年公開の『ふんどし医者』を原案に、かつて大森監督の助監督を務めた緒方明監督が遺志を引き継いで完成させた。主演の佐々木が演じる大倉太吉は、幕末の京都の村で人々を救う蘭方医。漢方医との対立や、ある青年との出会いを通じて、激動の時代のなかで命と真正面から向き合っていく。
あいさつを求められた佐々木は「一昨年に撮った映画で、今日初めて見ていただいてドキドキしています」と吐露。さらに「完成披露舞台あいさつだからもう大丈夫かなって思ったんですけどね。大森イズムを受け継いだ諸先輩方が周りにいて、果たしてできたかなっていろいろな思いがあって怖かった。映画も客観的には見れなかったので……」と胸中を明かした。今回は、自ら観客に「おもしろかった?」と聞けないほどだと言いつつ、「やり切ったってのはあった。大森監督も『ようやったな』と言ってくれているんじゃないかなってのはあります」としみじみと話した。
作中で太吉と犬猿の仲である荒川玄斎役を演じている内藤からは、佐々木との間柄について語られる場面も。「蔵之介と芝居の話は一切しない」と言い切り、「やる時はやるから。毎日一緒にいるわけじゃないけど、芝居は本番やったらええんちゃうかって。そこは蔵之介と似ているなって思う」と信頼を寄せていた。
この日は、同作の内容と絡めて「世代ギャップエピソード」をテーマにフリップトークも実施した。佐々木が「台本、紙かデータか」と書いたフリップを見せると、内藤は「データで送られてくると読む気がせん。あんなんすぐ捨てるわ。削除や!」ときっぱり。しかし、佐々木は「実は僕データ派なんです」と明かし、「昔は紙やろ! と言っていたんだけど、あるときからデータになった。便利。いっぱい書いたの消せるけど、紙は消せない。大河は何十話ってあるし持ってられへん。そこでデータ。飛んでもまた入れたらいい」と熱弁した。これに、紙派の内藤は「もう絶交じゃ!」と言い、会場を笑わせていた。
あなたの“気になる”を教えてください