三遊亭円楽、円楽一門会の会長に就任「自分を奮い立たせるためにも腹をくくった」

7代目三遊亭円楽(48)が1日、東京・池之端しのぶ亭で行われた新役員発表会見に出席し、所属団体「5代目円楽一門会」の会長兼理事長に就任することを発表した。昨年春、三遊亭圓橘会長(80)の「鶴の一声で決まりました」(三遊亭楽麿呂事務局長)。後継指名を受けた円楽は「他の人にしてください」という思いもあったが「楽な方に行っちゃうんで、自分を奮い立たせるためにも腹をくくりました」と、一門を束ねる決意を明かした。

新役員発表会見に出席した三遊亭萬橘、三遊亭円楽、三遊亭楽麻呂(左から)【写真:ENCOUNT編集部】
新役員発表会見に出席した三遊亭萬橘、三遊亭円楽、三遊亭楽麻呂(左から)【写真:ENCOUNT編集部】

副会長・三遊亭萬橘「若い人の目に触れることを、活動の芯に」プロの落語家育成を強化

 7代目三遊亭円楽(48)が1日、東京・池之端しのぶ亭で行われた新役員発表会見に出席し、所属団体「5代目円楽一門会」の会長兼理事長に就任することを発表した。昨年春、三遊亭圓橘会長(80)の「鶴の一声で決まりました」(三遊亭楽麿呂事務局長)。後継指名を受けた円楽は「他の人にしてください」という思いもあったが「楽な方に行っちゃうんで、自分を奮い立たせるためにも腹をくくりました」と、一門を束ねる決意を明かした。(取材:文=渡邉寧久)

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 会見には円楽会長と副会長の三遊亭萬橘(47)、事務局長の楽麻呂(62)が出席した。

 円楽は「風通しよく、かつ慣れあいにならないようにしたい。5代目円楽一門会のいいところは家族的というか。それを残しつつ、戦っていく土壌を作ることですかね」と、自分が描く組織像を明かした。

 具体的なプランとしては「(かつて実施していた)三遊派落語研究会とか、にっかん飛び切り落語会とか、そういうものを改めて作っていきたい」と構想の一端を示した。

 さらに、重視するのは独自の外交力だ。

 円楽一門会を「零細企業みたいなもの」と謙遜しつつも、「落語家になった時、5代目円楽や父親の三遊亭好楽が他の団体の落語家と付き合ってきたため、その恩恵を受けて稽古をつけてもらったり仕事をもらったりした。僕も上方落語協会をはじめ、他の団体所属の方々ともお付き合いしてきた」と、個人的な交流が組織的なつながりになることを理解し、実践。父親ゆづり、先代の三遊亭円楽が得意としていた外交力を組織の強みにすることを誓った。

 副会長兼副理事長を務める萬橘は「落語界に貢献する人材を育成することが団体としての使命」と、組織の存在意義をきっぱりと語る。

「円楽一門会は、プロの落語家を育成するための任意団体であるということを世間に知られたい。他の寄席に出ても、お客さまに認めてもらえる人材を私どもが作る」と静かな口調ながら明確に宣言した。

 具体的な取り組みとしては「山手線の真ん中(の会場)で落語会を開きたい。若い人の目に触れることを活動の芯にしたい」と、若者世代に円楽一門の知名度を拡散することの重要性を説いた。

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