22歳になった国民的美少女、水着撮影で「増量」を選んだ理由とは 日大卒業で語った美学と芸能生活
9年前、俳優の井本彩花(22)は応募総数8万150人の中から「全日本国民的美少女コンテスト」グランプリに選ばれた。13歳だった。以降は、厳しい芸能界で喜怒哀楽を経験しながら、「学ぶ」ことを大切にしていた。そして、この度、日本大法学部法律学科を卒業。同じタイミングで4年ぶりとなる2nd写真集『BEST,』(東京ニュース通信社)を今月19日に発売した。彼女は今、どのような思いでいるのか。インタビューで確かめた。

井本彩花 4年ぶりの写真集は冬の沖縄で
9年前、俳優の井本彩花(22)は応募総数8万150人の中から「全日本国民的美少女コンテスト」グランプリに選ばれた。13歳だった。以降は、厳しい芸能界で喜怒哀楽を経験しながら、「学ぶ」ことを大切にしていた。そして、この度、日本大法学部法律学科を卒業。同じタイミングで4年ぶりとなる2nd写真集『BEST,』(東京ニュース通信社)を今月19日に発売した。彼女は今、どのような思いでいるのか。インタビューで確かめた。(取材・文=柳田通斉)
新作写真集のロケ地は、大自然が残る冬の沖縄・北部だった。マングローブが茂る川や、砂浜でカメラの前に立った。「さすがに海にはなかなか入れなかったのでは」と水を向けると、「入りましたよ。それでも!」と笑った。
「普段過ごすには心地よい気温だったんですけど、いざ水着になって海とか川に入ると、寒くて。特に川での撮影は体の芯から冷えて、終わった後は震えてました」
プロ根性を見せた撮影現場。水着やランジェリーにも挑戦した意欲作だが、体作りは独自のスタンスで臨んでいた。
「20歳になってから、最低でも週2、多い時では週4でジムに行ってるんです。だから、習慣的に『いつ撮られても大丈夫ですよ』って構えていました。ただ、撮影が1か月前に決まってからは、逆にちょっと運動量を減らして、食べました。鍛えすぎると女性らしさがあまり出ないと思うし、私自身が丸みを帯びた女性らしい体つきが好きだからです」
撮影前には「絞る」のが通常だが、あえて「増量」。13歳から芸能界に身を置き、さまざまな「美」を見てきた経験も生かした表現方法だった。
2017年、井本は13歳でオスカープロモーション主催の「第15回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを獲得した。初めて受けたオーディションでつかんだ栄冠。シンデレラストーリーを歩んできたように思われがちだが、芸能界は甘くはない。大きな肩書があろうが、大手事務所に在籍しようが、役を手にするにはその時々の勝負を制する必要がある。
「オーディションはたくさん受けてきていますが、落ちるのがほとんどです。『何で落ちちゃったんだろう』とちゃんと考えて、落ち込みますし、結構引きずります」
忘れた頃に、自分が落ちた作品が世に出る。「見て、『なぜ、この人で私じゃなかったのかな』」と思うこともある。テレビ朝日系『仮面ライダーリバイス』(21年9月~22年8月)でヒロインを務め、さまざまなドラマに出演しているが、悔しさや嫉妬を「自己反省」の糧にしている。
その一方で、学生生活では本分である「勉学」も疎かにせず、日本大法学部法律学科へ進学。当時、一人ひとりの机に六法全書が置かれていたことに感動したというが、両立の道は平坦ではなかった。
「よく4年間で卒業できたなって思います。1年の時が『仮面ライダー(リバイス)』と重なっていたので、3、4年はめちゃくちゃ頑張りました」
空き時間には、友人と東京ドームシティでランチを楽しむなど、キャンパスライフも満喫できたという。

整った俳優専念の環境「逆に怖い」
そして、大学を卒業。いよいよ俳優業に専念する環境が整ったが、本人は「逆に怖いですね」と苦笑いした。
「これまでは学業、仕事でしっかりと切り替えができていました。その忙しさがなくなるのは残念です。私、暇が大嫌いなんです」
ジム通いも、「時間を無駄にしたくない」ためでもあったが、「学ぶことを忘れたくないですし、やり続けたいと思っています。資格を目指すこともいいですね」と言った。中学時代は生徒会役員を務め、高校時代も優秀な成績を取り続けた努力家・勉強好きだ。
そんな22歳には、俳優として明確な「2つの目標」があるという。一つが、有名俳優もオーディションを受けてヒロイン役を目指すNHK連続テレビ小説(朝ドラ)への出演だ。
「『朝ドラヒロイン、朝ドラの作品』に出ることは、ずっと(目標として)ありますね。なので、私も毎年受けてます。時間がかかってでも出たいです」
もう一つが、世界配信されるNetflix作品への出演。理由を問うと、「日本だけでなく、世界中から注目されることもあるからです」と言い、目を輝かせた。
13歳でコンテストの頂点に立った少女は、大人の女性へと変貌を遂げた。挫折を知り、学び、自己と向き合ってきた。だが、俳優としての勝負はこれから。等身大の今を収めた写真集『BEST,』とともに、「井本彩花」の名を広げるための努力を続けていく。
□井本彩花(いもと・あやか) 2003年10月23日、京都府生まれ。17年、「第15回全日本国民的美少女コンテスト」で応募総数8万150人の中からグランプリを受賞し、芸能界入り。同年、テレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』で俳優デビュー。20年、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演。21年、テレビ朝日系『仮面ライダーリバイス』でヒロイン・五十嵐さくら役を務めた。主演したFOOTAGE『笑わない転校生』が配信中。163センチ。血液型A。
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