B&ZAI本髙克樹、STARTOタレント初の博士号取得 アイドル活動と早稲田大大学院での研究「なんとか両立できた」

STARTO ENTERTAINMENT所属の8人組グループ・B&ZAI(バンザイ)の本髙克樹が26日、早稲田大大学院学位授与式に出席。東京・戸山キャンパスで囲み取材会を実施し、早稲田大博士号取得を報告した。STARTO ENTERTAINMENT所属タレント初の博士号取得となる。

早稲田大博士号取得を報告したB&ZAIの本髙克樹
早稲田大博士号取得を報告したB&ZAIの本髙克樹

ダブルスクールで教職課程も履修「高校生に教えられる」

 STARTO ENTERTAINMENT所属の8人組グループ・B&ZAI(バンザイ)の本髙克樹が26日、早稲田大大学院学位授与式に出席。東京・戸山キャンパスで囲み取材会を実施し、早稲田大博士号取得を報告した。STARTO ENTERTAINMENT所属タレント初の博士号取得となる。

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 本髙は、早稲田大大学院 創造理工学研究科 経営システム工学専攻 博士後期課程を修了し、博士(工学)の学位を取得。博士課程では、「ライブ・エンターテインメント市場における超過需要下でのチケット販売戦略に関する社会シミュレーション研究」をテーマに研究を行った。

 授与式を終えた本髙は、角帽とアカデミックガウン姿で報道陣の前に登場。学部から9年間にわたり研究を続け、最短年数で博士号を取得したことを受け、「最短年数で取れたというのは自分としても誇らしいことだと思っています」と胸を張り、「実は高校も早稲田で、全部合わせると12年、いいウイスキーくらい通わせていただきました。熟成させていただきました」と感謝した。

 2022年に学会発表でBest Presentation Awardを受賞も、そこから2年近く、研究業績を上げられない日々が続き、「無理かもなと思っていた」と挫折を味わったことを回想。博士号取得に向けて大きな一歩となったのは、昨年、自身の研究分野であるオペレーションズ・リサーチを題材に扱った主演舞台『シークレットライフ』のタイミングで、国際論文誌への掲載が決まったこと。「それでなんとか最短年数で行くことができた。奇跡が起きて運命を感じました」と語った。

 論文にかけた時間を聞くと、「学部時代から培ってきたものの集大成であったりするので、時間にすると1000時間を超えるくらいのものをブラッシュアップしてやってきました。舞台の稽古期間中も、稽古がない日は1日中、研究室にこもって、研究業績が出るまでひたすらやる、そういう日々を過ごしていました」と回答。「1日、2日ある休みを研究に費やすと、結果的に友達がいなくなっていく。そこまで研究に没頭して、なんとか両立できました」と笑った。

 研究と芸能活動を両立して博士号取得に至り、「僕個人は毎年100公演以上を3、4年やらせていただいていた。どちらも止めることなく、目標を達成できたことは、アイドルとして博士号を取ることの意味があった」と喜びを噛み締める。「自分が書いた論文を論文誌に出して、ダメ出しみたいなコメントが返ってくる。それが辛辣でして、精神的に挫折する人も多い。それを耐えられたのは、僕にはアイドルというもう1つの足があった。それが大きかったのではないかと思います」と言及した。

 B&ZAIメンバーの反応を聞くと、「最初はポカーンという感じだったのですが、博士号を持っているメンバーがいることを喜んでくれた。授与式の様子を事務所の人がグループメッセージに送ってくれて、みんなが『おめでとう』と言ってくれました」と話し、「どうやら博士号を取ると、名刺にドクターと書いていいらしく、本当にドクター克樹になってしまう。今後はメンバーにもドクターと呼ばれることも増えると思いますので、好きなタイミングで呼んでいただけたらうれしいです」と照れ笑いを浮かべ、ファンにメッセージを送った。

 また、博士課程と同時期に他大学(ダブルスクール)にて教職課程(情報)も履修し、教育実習を含む全ての単位を取得したことも告白。教員免許の発行も可能となり、「申請すれば、いつでも高校生に教えられる状況です。どんな形になるか分かりませんが、メディアを通して教育ってこんなに素晴らしいんだよと(伝えたい)」と教育に関する仕事にも意欲を見せた。

 今後の展望を聞くと、「エンターテインメントに携わってきた身として、『何か改善できることはないか?』というのが研究テーマでした。何か後世に残せるような制度、みんなが幸せになれるような制度を残せたら、研究者として一人前の証でもあるので、そこまで繋げたいです」と決意表明。アイドルとしては、「B&ZAIをいろんな方々に知っていただいて、国民的に愛されるようなアイドルになることが一番に叶えたいことです」と思いを明かした。

 5月8日、9日に『B&ZAI LIVE TOUR 2026 -ROCK’N’DOL- in 日本武道館』の開催を控えており、「グループ活動の機会をたくさんいただいているのも幸せですし、何よりジュニアとして日本武道館に立たせていただける。こんな光栄なことはないので、まずはそれを成功させることを大事に頑張ります」と誓った。

次のページへ (2/2) 【写真】B&ZAI本髙克樹、キャンパス内での卒業記念写真
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