独立2年のYARA(屋良朝幸)、フジで“電力ゼロライブ”開催へ 世界が消灯する日時に「地球に関心を」の願い

アーティストのTHE YARA(屋良朝幸)が28日、東京・フジテレビの球体展望室「はちたま」でEARTHHOUR(アースアワー)アクションイベント『FEEL THE EARTH, FEEL THE LOVE』を開催することになり、準備を進めている。今年からWWF(世界自然保護基金)ジャパンのアースアワーサポーターに参加。同日、同じ時刻に世界が消灯でつながる草の根イベント「アースアワー」に合わせ、電力を一切使わないエンターテインメントショーを展開する。独立から約2年で43歳。環境問題に向き合う屋良の思いを聞いた。

独立から2年アーティストのTHE YARA(屋良朝幸)
独立から2年アーティストのTHE YARA(屋良朝幸)

奄美大島で衝撃受けて行動…28日午後8時20分から

 アーティストのTHE YARA(屋良朝幸)が28日、東京・フジテレビの球体展望室「はちたま」でEARTHHOUR(アースアワー)アクションイベント『FEEL THE EARTH, FEEL THE LOVE』を開催することになり、準備を進めている。今年からWWF(世界自然保護基金)ジャパンのアースアワーサポーターに参加。同日、同じ時刻に世界が消灯でつながる草の根イベント「アースアワー」に合わせ、電力を一切使わないエンターテインメントショーを展開する。独立から約2年で43歳。環境問題に向き合う屋良の思いを聞いた。(取材・文=柳田通斉)

 イベントの軸となる「EARTH HOUR(アースアワー)」は、気候変動対策と生物多様性保全の意思を示す世界最大級のイベントだ。今年は今月28日がその日にあたり、午後8時30分から1時間、世界中のランドマークや家庭で消灯が行われることになり、屋良はこの趣旨に深く共鳴。自らWWFジャパンにコンタクトを取り、鹿児島・奄美大島でのサンゴ礁保全活動の現場にも同行するなど、一過性ではない真摯(しんし)な姿勢で環境問題に向き合ってきた。

 そして、フジテレビの球体展望室「はちたま」での自主イベント開催にこぎつけた。きっかけは、奄美大島での地元の人々との交流だった。自然と調和し、不便さの中でも「全てが内側に足りている」と幸せそうに笑う人々の姿に衝撃を受けたという。

「コロナ禍が始まった頃、自分と向き合ったことをきっかけに環境問題に関心を持ちました。そして、昨年、奄美大島で出会った方々が都会で便利な生活をしている僕らより、ずっと幸せそうに見えたんです。自然をリスペクトして、自給自足の生き方もできている。そうなるためには、まず自分を愛すること(FEEL THE LOVE)であり、そこから地球への関心(FEEL THE EARTH)につながる考えです」

 イベントでは、アースアワーの趣旨に基づき、会場となるフジテレビの電力は一切使わないと決めている。照明はキャンドルアーティストによる灯りと、太陽光で充電したソーラーバッテリーのみでまかなわれる。さらに、既存のステージの概念を覆す仕掛けも用意されているという。

「マイクを使わず、ありのままの声と演奏で思いを届ける楽曲もあります。ステージもありません。出演者と観客が同じ目線で、自由に動き回れる空間を作り上げたいと思っています」

 ここまでの芸能生活はダンスで勝負してきたが、当日は封印して歌とギター演奏を披露する。1時間半程度の公演で、屋良の持ち歌や書き下ろし曲、環境を歌った洋楽カバーなどを用意。開場は午後7時45分、開演はアースアワー開始10分前の午後8時20分で、同アワーに合わせてレインボーブリッジや東京タワーが消灯する瞬間も見ることができる。

「入場時からテーマパークっぽい仕掛けを用意しています。CNプレイガイドでのチケット一般発売も始まったので、多くの方々に来ていただきたいです」

「大変」でも充実の日々

 振り返ると、独立してから2年以上になる。

「大変ですが、充実しています。マインドの変化は去年から今年にかけてが、一番大きいですね」

 本格的に環境問題へのアクションをし、今回のイベントにもつなげた。それは、屋良にとってゴールではなく、エンターテインメントと環境保全をつなぐ「スタート地点」。一人の表現者として、地球のために何ができるか。その答えを探し続ける屋良の旅は、長く続いていく。

□屋良朝幸(やら・ともゆき) 1983年2月1日、千葉県生まれ。95年、旧ジャニーズ事務所に入所し、ジャニーズJr.の黄金期を支える。2003年の舞台『SHOCK』出演を機に、高いダンススキルと演技力で“職人”としての地位を確立。俳優業の傍ら、嵐の『One Love』など数多くの楽曲で振付師としても手腕を発揮。12年に音楽劇『道化の瞳』で初主演を飾って以降、ミュージカルや自身の総合プロデュース公演『THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE』などで唯一無二の表現を追求。24年1月末に独立し、公式サイトを開設。25年には独立後初の大型単独ライブを成功させた。

※チケット案内=CNプレイガイドにて一般発売中 https://www.cnplayguide.com/feeltheearth/

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