R-1王者・今井らいぱち、背水の覚悟で栄冠を勝ち取る 結果が出なければ「大阪に帰ると約束した」
ピン芸人の日本一を決めるお笑い賞レース『R-1グランプリ2026』の決勝戦が21日、都内のフジテレビで行われ、吉本興業所属、芸歴15年目の今井らいぱちが24代目チャンピオンに輝いた。過去最多となるエントリー6171人の頂点に立ち、生放送後の会見で悲願の優勝を果たした喜びと感謝の思いを伝えた。

恩人・盛山晋太郎に感謝「やっと見取り図さんにお返しできる」
ピン芸人の日本一を決めるお笑い賞レース『R-1グランプリ2026』の決勝戦が21日、都内のフジテレビで行われ、吉本興業所属、芸歴15年目の今井らいぱちが24代目チャンピオンに輝いた。過去最多となるエントリー6171人の頂点に立ち、生放送後の会見で悲願の優勝を果たした喜びと感謝の思いを伝えた。
栄冠を勝ち取った今井は、「本当によかったです」と安堵の表情。「このR-1に向けて、家族も周りの芸人もいろんな人が支えてくれた。感謝したいです。ありがとうございます」と喜びを噛み締めながら語った。
2021年に一般女性と結婚し、22年に第1子、25年8月に双子が誕生。現在は大阪で暮らす家族と離れて、東京に単身赴任をしている。勝因を「この1年間の逆境だと思います」と自己分析し、「決勝に行かなければ、大阪に帰って家族と一緒に過ごす選択をする気でいた。でも僕は東京で売れたいという気持ちが強かったので、逆境が優勝に実を結んだのではないかと思っています」と述べた。
なかなか結果を残すことができなかった過去を振り返り、「奥さんや身内からは、『今後の人生、どうすんの?』と詰められました」と苦笑いを浮かべると、「R-1で決勝に行くから単身赴任で過ごさせてほしい。R-1に全集中してやるから、これで決勝に行けなかったら大阪に帰ると約束していました」と、今年は背水の覚悟で臨んだことを明言。家族との今後を聞くと、「もう1個、約束していたのが、優勝できたらまた家族が東京に戻ってきて一緒に東京で住みながら僕はお笑いをやっていくこと。今後、一緒に住めるようにしていきたい。もう1回戻ってきてもらいたいです」と家族との東京生活を熱望した。
チャンピオンとして挑戦したい仕事には、「体を張ったロケ」をあげて、自身のYouTubeチャンネルでは、常にノースリーブ&ハーフパンツ姿で体を張っている企画に挑んでいることを説明。「海外のわけわからん土地に1人で放り出されるのも、ワクチンさえ打たせていただけたら、どの国でも大丈夫です。国内も北海道から沖縄までチャリで行くとかでもぜんぜんやります」とアグレッシブな姿勢を見せた。
優勝後に思い描く自身の姿については、「このR-1から売れる未来しか想像していません」と希望に胸を膨らませ、「本当に僕はR-1のよさ、R-1に出れば売れることを証明したい」と決意表明した。
大阪時代からの兄貴分で、今井の東京生活をサポートしている見取り図の盛山晋太郎には特別な思いがあり、「ピン芸人になった時、名前に悩んでいて、ゆりやんレトリィバァがつけてくれた“今井まいまいまい太郎”にしようと決めて、盛山さんに相談したら、『そんなもんアカン。野球やっているときライトで8番やから、らいぱちでいいやんけ』と言ってくれたので、そっちに変えたんです」と芸名にまつわるエピソードを披露。「1年目からかわいがっていただいた。やっと見取り図さんにお返しできるときが来た」と恩人に感謝した。
今年のR-1グランプリは、トンツカタンお抹茶、ドンデコルテ渡辺銀次、真輝志、九条ジョー、さすらいラビー中田、今井らいぱち、ななまがり初瀬、しんや、ルシファー吉岡の9人が決勝戦に進出。ファーストラウンドは、669点を獲得した今井とお抹茶が同率1位、655点を獲得したドンデコルテ渡辺が3位で通過すると、ファイナルステージで審査員7人中5票を獲得した今井がピン芸人の頂点に立った。
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