宮﨑あおい、大河出演に葛藤も撮影開始後に克服「この期間は私にしかできない」

俳優の宮﨑あおいが20日、東京・NHKホールで行われた「大河ドラマ『豊臣兄弟!』(毎週日曜午後8時)トークライブ in 東京」に中島歩と共に登壇し、作品の魅力や撮影の裏側について語った。

イベントに登壇した宮﨑あおい【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した宮﨑あおい【写真:ENCOUNT編集部】

「この婚礼は私の初陣じゃ」に込めた覚悟 “女としてできること”体現

 俳優の宮﨑あおいが20日、東京・NHKホールで行われた大河ドラマ『豊臣兄弟!』(日曜午後8時)のトークライブに中島歩と共に登壇し、作品の魅力や撮影の裏側について語った。

 現在放送中の『豊臣兄弟!』は、戦国時代を舞台に豊臣家を中心とした人間模様を描く大河ドラマ。宮﨑は市役、中島は市の夫・浅井長政役で出演している。

 イベントは「超 NHK ONEフェス2026」の一環として開催され、多くの来場者が詰めかけた。初回放送から3か月が経過し、宮﨑は「歴史好きの方が周りに多くて『楽しんでいます』という声は聞いています」と反響を明かしつつ、「まだちょっと緊張しています(笑)」と率直な心境を語った。

 大河ドラマは3度目の出演となる宮﨑は、現場について「(仲野)太賀さんが本当に明るくて、太賀さんと池松(壮亮)さんがいい空間を作ろうとしてくださっている。途中参加だと不安もありますが、笑顔で迎え入れてくださるので安心して入れました」と感謝。「お2人の力はすごいですね」と絶賛した。

 実在の人物を演じる難しさもあるといい、「これまで多くの方がお市さんを演じてきているので、私で大丈夫かなと思いました」と葛藤を吐露しつつ、「今までとは違っても楽しんでいただけるお市さんにと思って、始まってからは『この期間は私にしかできない』と考えて楽しめています」と語った。

 お市という人物像は「生き方が美しい人。様々な出来事の中で覚悟を持って生きたからこそ、そう見えるのだと思います」と分析。政略結婚で長政の妻となる役どころに触れ、「私も作品の中で何度か経験していますが(笑)、家を背負う女性の覚悟を感じてきました。今回は優しい長政さんなので、幸せになってほしいと思いながら演じています」と思いを明かした。

 第10話での「この婚礼は私の初陣じゃ」というせりふについては「本当は男に生まれて兄と戦いたかった人だと思います。女性として生まれた中で、自分にできることを考えた結果がこの結婚で、やっとその時が来たという喜びと覚悟を持って言いました」と振り返った。

 一方の中島は、祝言シーンの撮影を「単純に緊張しました。大スターですから」と笑いを交えて回想。「優しい言葉をかける場面で『自分が大丈夫か』と思いましたが、宮﨑さんは芯のあるお市さんで、シンプルなお芝居にとても影響を受けました」と語る。

 宮﨑も「目の前の役者さんと感じたままにせりふを言うことを大切にしています」と応じ、「特に終盤に向けて長政さんの感情があふれるシーンは苦しくもあり、その場でお芝居ができることが幸せでした」と語り、役柄同様に互いへの信頼をにじませていた。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください