『ドラゴンボール』アニオリ展開の評価とは 5分→2か月「引き伸ばしすぎ」の声が上がったケースも
漫画『ドラゴンボール』(作:鳥山明)は長い間多くの人に愛されている作品だ。アニメ版では漫画版にはないオリジナル展開が描かれていることも多く、同作の欠かせない見どころのひとつといえる。なかでも、初期のメインキャラが再登場したのではとファンの間でささやかれているのが、アニメ『ドラゴンボールZ』の第285話のアニオリ展開だ。

評価が高かった“結婚式”の描写
漫画『ドラゴンボール』(作:鳥山明)は長い間多くの人に愛されている作品だ。アニメ版では漫画版にはないオリジナル展開が描かれていることも多く、同作の欠かせない見どころのひとつといえる。なかでも、初期のメインキャラが再登場したのではとファンの間でささやかれているのが、アニメ『ドラゴンボールZ』の第285話のアニオリ展開だ。
同話では悟空が魔神ブウを倒すため、元気玉を作るために元気を分けてもらうシーンがあるのだが、手を上げてエネルギーを分け与える人々の中にランチと思われる女性が移動販売車のような車を止め、悟空に協力して手を上げているのだ。
そもそもランチは、ピッコロ大魔王と戦った第23回天下一武道会以降で登場シーンがないことで話題にあがったキャラで、くしゃみをすると金髪で暴力的な性格になってしまう女の子で、初期のドラゴンボールでは度々登場していた。しかし、いつの間にか登場しなくなってしまっており、ファンからは再登場が願われていたキャラのひとりだ。
原作コミックスの該当シーンではこの女性の姿は描かれておらず、視聴者からはネット上で「久しぶりのランチさん登場に歓喜!」「元気そうでなにより」といった声があがった。
また、同作のアニオリ展開といえば、原作にはない長尺シーンも有名だ。たとえばナメック星編の終盤でフリーザが「あと5分もすれば(中略)ナメック星は宇宙のチリとなる」というセリフから始まる長尺シーンが描かれているが、これはアニオリ展開だった。
このシーンは原作コミックスでは第320話に描かれ、実際にナメック星が致命的な被害を受けたのが328話だ。そしてアニメ版では第99話から第106話でこの展開が描かれている。
数字だけで見ると、原作は8話、アニメは7話でストーリーが展開されており「特に長尺ではないのでは?」と感じるかもしれない。しかし、漫画の数話がアニメの1話で描かれていることを考えると、アニメ版が原作に比べて多くのオリジナルシーンを盛り込んでいたことが分かる。具体的には、アニメ版の第100話で描かれた悟飯がフリーザと戦う展開がアニメオリジナルだった。
フリーザが「あと5分」と言ってから実際の時間で約2か月ほどナメック星はチリにならなかったことから、ネット上では「引き伸ばしすぎだろ」「よく視聴者離れなかったな」との声が現在でもあがり続けている。
最後は名アニオリ展開と名高い、悟空とチチの結婚式の描写だ。天下一武道会でチチと結婚することになった悟空は、ピッコロと決着をつけた後「私の代わりになってほしい」という神様の提案を断り、チチとともに筋斗雲に乗り去っていく姿が描かれる。
原作ではふたりが旅立って終了だが、アニメではその後のオリジナル展開が描かれた。ふたりはチチの父である牛魔王の元へ訪れ、そこで牛魔王から亡くなった妻の形見であるウェディングドレスをチチに着てもらい、結婚式をあげてほしいと懇願される。
その後、牛魔王の願いを叶えるべく式の準備を進める中、いくつかの困難を乗り越えて無事結婚式を挙げる様子が描かれた。
アニメの第149話から第153話の5話にわたる同シーンは見どころも多く、視聴者からは「めちゃくちゃ良いシーン」「結婚式の時の悟空イケメンすぎ」といった声があがり、高く評価されているようだ。
アニメでしか描かれない描写は、ファンも楽しみにしている点のひとつだろう。これを機に、動画配信サイトなどで過去話を見返してみると新たな発見があるかもしれない。
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