杉村太蔵、「無罪主張」池袋暴走89歳へのバッシングに「冷静にならなきゃいけない」

元国会議員のタレント・杉村太蔵が11日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」(午前9時54分)に出演。池袋暴走事故で89歳被告が無罪を主張したことに言及した。

杉村太蔵【写真:Getty Images】
杉村太蔵【写真:Getty Images】

行き過ぎたバッシングに警鐘

 元国会議員のタレント・杉村太蔵が11日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」(午前9時54分)に出演。池袋暴走事故で89歳被告が無罪を主張したことに言及した。

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 昨年4月の池袋暴走事故で、11人を死傷させた旧通産省工業技術院元院長の飯塚幸三被告(89)は8日、東京地裁で行われた初公判で無罪を主張。「車に異常」と、自身の責任を回避した。

 検察側は事故1か月前の点検で、ブレーキやアクセルの異常は確認されなかったとしている。

 世間は猛バッシング、スタジオからも厳しい意見が相次いだが、杉村は「みなさんがおっしゃったように遺族の方の立場になって考えると、本当いたたまれないし、言葉がないんですけど、一方で、これ少し冷静になって考えなきゃいけないなと思うのは、私たち民主主義の世界に生きていますよと。そういった時に、裁判において被告が自分の正当性を主張するというのは、基本的人権の中で最も尊重されるべき、1丁目1番地ですね。これを否定するというのは、ましてメディアで強くバッシングするというのはちょっと、やっぱり我々冷静にならなきゃいけない」とコメント。

「推定無罪というこの大原則は、やはりメディアにおいては、きちっと把握、抑えておかなければならないポイントだと思います」と繰り返した。

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