長谷川博己、6年ぶりNHKドラマ主演に「うれしい」 49歳で眠狂四郎役「苦労した」
俳優の長谷川博己が12日、都内で行われたスペシャル時代劇『眠狂四郎』(24日午後10時)の試写会・会見に出席。オファーを受けたときの心境、演じるうえでの意識などについて語った。

眠狂四郎役は「いい経験ができた」
俳優の長谷川博己が12日、都内で行われたスペシャル時代劇『眠狂四郎』(24日午後10時)の試写会・会見に出席。オファーを受けたときの心境、演じるうえでの意識などについて語った。
同作は、柴田錬三郎氏の豪剣小説を原作に、NHKと東映京都撮影所がタッグを組んで制作したスペシャル時代劇。文政期の江戸を舞台に、名刀・無想正宗を手に必殺の「円月殺法」を操る孤高の浪人・眠狂四郎の戦いを描く。長谷川が主人公・眠狂四郎、菜々緒が神出鬼没の女盗賊・女狐、坂東が狂四郎の宿敵として立ちはだかる大目付・松平主水正を演じる。
『麒麟がくる』(2020年)以来のNHKドラマ主演となる長谷川は「6年ぶりにNHKさんのほうで主演をさせていただくことになりました。いつのまにか6年もたったのかって気持ちです。以前、NHKのどなたかに『朝ドラ、大河をやったらしばらく呼んでくれないですかね』と言ったら、『そりゃそうですね!』って言われて……(笑)。でも、こうやって呼んでいただけてうれしいです」と笑いを交えつつ、心境を語った。
今回のオファーは「二つ返事で受けさせていただいた」とのことだが、「49歳でこの役をやるのはきついなって感じた。必死にやりましたが、なかなか手強くて、苦労しました。お手柔らかに見てください」と吐露。さらに「評判がよければシリーズになるそうですが、評判が悪ければしょうがなく退散したいと思います」と話し、会場の笑いを誘った。
これまで市川雷蔵や田村正和、片岡孝夫らが演じてきた眠狂四郎を演じる上で気をつけたことには「名優たちが演じてきた。それに届くものではないので、昔の眠のイメージを踏襲しつつ、令和で眠を作れたらなって気持ちがあった。完全にぶっ壊して新しいもの作るのもおもしろいって思ったんですが、眠の役柄のオーラはずっとあって、そこまで崩せなかった」と明かしつつ、「でも、どこか田村さんや片岡さん、雷蔵さんが感じたものと同じものを感じられたんじゃないかなと思ったので、いい経験ができた。眠狂四郎は怪物です。本当に楽しかったです」と充実した表情を見せていた。
また、報道陣から「色気があった。意識したことは」と尋ねられると、「スタッフから『ドラキュラに見える』と言われた。確かにドラキュラっぽいところ眠にあるかと思って、そういうところを意識した部分はある」と答えた。眠のビジュアルについては、メイクテストを何度もし、かつらも作り直して調整したとのこと。
会見には、菜々緒、歌舞伎役者の坂東彌十郎、制作統括の土田真道氏、高橋錬氏、演出の一色隆司氏も出席した。
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