『めるぷち』西野日菜乃、アイドル挑戦で示す17歳の覚悟 自信を失いかけた時期に訪れた転機【α+インタビュー】
数多のガールズグループがしのぎを削る時代に、新たな11人組アイドルグループが誕生した。「世界中の『やってみたい』をチアアップしよう!」をスローガンに掲げる「α+」(アルファプラス/略称:あるぷす)だ。SNS全盛の令和の時代に、あえてド真ん中の“王道アイドルソング”『青春のエフェクト』でデビューを果たした。ENCOUNTでは、高みを目指す11人を取材。リレー形式で彼女たちの思いを届けていく。第10回は、YouTubeチャンネル『めるぷち』の選抜生としても活躍し、女子中高生から人気を集める西野日菜乃(にしの・ひなの/17歳)を紹介する。

目指すは『めるぷち』選抜生とアイドルの両立「何かしらの形で貢献できたら」
数多のガールズグループがしのぎを削る時代に、新たな11人組アイドルグループが誕生した。「世界中の『やってみたい』をチアアップしよう!」をスローガンに掲げる「α+」(アルファプラス/略称:あるぷす)だ。SNS全盛の令和の時代に、あえてド真ん中の“王道アイドルソング”『青春のエフェクト』でデビューを果たした。ENCOUNTでは、高みを目指す11人を取材。リレー形式で彼女たちの思いを届けていく。第10回は、YouTubeチャンネル『めるぷち』の選抜生としても活躍し、女子中高生から人気を集める西野日菜乃(にしの・ひなの/17歳)を紹介する。(取材・文=中村彰洋)
――『めるぷち』選抜生として活躍されている西野さんが、なぜアイドルに挑戦したのでしょうか。
「1年ぐらい前に、『めるぷち』でもプロデューサーを務めている岡田(康平)さんに『こういう仕事をしたい』と、プレゼンしようとしていたことがありました。周りの子と比べてしまっていた頃で、『もっと頑張らなきゃ!』と自分に火がついている時期でした。岡田さんに連絡をしたら『僕からも話がある』と言われて、ドキドキしていたら、私がプレゼンする前に『アイドルグループを作ろうと思っているんだけど、やってみない?』と提案していただきました。私は、いただいたお仕事は全部受けるつもりで活動していたので、即答で『お願いします』と答えました。結局自分が考えていたプランは一切話すことはなかったです(笑)」
――『めるぷち』に入るまでも芸能活動をされていたとのことですが、どういった活動をされていましたか。
「3歳からキッズモデルをやっていました。小学生の頃は、クラシックバレエやスイミング、そろばんなど、たくさんの習いごとに通っていて、そこに集中するために芸能活動はお休みしていました。小5の頃にまた再開して、ファッションショーに出演したり、イメージモデルなどをやらせていただいたりしました。中学生の時には、ミスコンに参加し、その後にK-POP系のアイドルにて1年弱活動させていただきました。その後に『めるぷち』のオーディションに挑戦した流れです」
――盛りだくさんな経歴ですが、3歳の頃は自分の意志で始められたのでしょうか。
「幼なじみやそのきょうだいが芸能活動をやっていて、『ひなちゃんもやってみない?』と誘われたことがきっかけでした。親も熱心にサポートしてくれました。私は『やってみない?』と言われたら絶対にやりたくなっちゃうんです。だから迷わず挑戦していました(笑)」

『めるぷち』オーディション挑戦の裏側「大号泣しながら家を飛び出した」
――アイドル活動などにも興味があったのでしょうか。
「小さい頃には、劇団四季さんや宝塚さんに入りたいと思っていました。舞台に立って表現することがずっと好きだったんだと思います。小学生の時も、演劇クラブに入っていたり、ダンスをすることも好きだったので、自然とアイドルが向いているんじゃないかなと思うようになっていきました」
――そこからどういった経緯で『めるぷち』に所属されたのでしょうか。
「小学生の頃から『めるぷち』が大好きで、いつか入りたいという気持ちがありました。私はミーハーなので、ずっとインフルエンサー活動などに興味がありました。でも、親はSNSでの活動などに、あまりなじみがなかったので、理解してもらうのが難しく、ずっと反対され続けていました。何回も諦めていましたが、年齢的に受けられるギリギリの中学2年生の冬に、勇気を持って『オーディションを受けたい』と伝えました。でも『ダメ』と言われて、大号泣しながら家の外に飛び出したことを覚えています。諦めたつもりだったのですが、数週間後に、ママが内緒で応募してくれていたみたいで、『明日面接だからね』と言われたんです。私があそこまで感情を出したことが今までなかったので、その思いが伝わっていたんだと思います」
――そういった意味では、今回のアイドル活動の話は突然ではあったものの、過去の経験が活きるものだったんですね。
「『めるぷち』の中でも『アイドル担当』と言っていただくことも多かったので、『私にぴったり!』と思いました。『めるぷち』に入ることはできたけど、周りのすごい子たちを見ていく中で、少し自信を失っていたりもしていたので、本当にチャンスだと思いました」
――『めるぷち』メンバーでありながらも、アイドルとして活動していくことについてはどのように考えていますか。
「『めるぷち』に育ててもらったという思いが強いので、私がアイドルをやりながら、活動をすることで、何かしらの形で貢献できたらうれしいです。それに、周りの子が仕事で忙しくしている姿を見て、悔しさを感じることも多かったので、忙しい生活には憧れていました。アイドルと『めるぷち』のどちらも完璧にこなしていきたいです」

α+で活動していく中で徐々に心境に変化「最近は妹っぽくなったと言われます」
――グループの中でのご自身の立ち位置をどのように考えていますか。
「『めるぷち』では年長の方なので、しっかりしなきゃという意識が強かったです。でも、あるぷすでは、年上メンバーが多く、私のことをうまく扱ってくれるんです(笑)。自然に肩の力を抜いて、甘えることができるので、最近は『妹っぽくなったね』と言われることも増えました。これまでの経験を活かして、テキパキと動くことも多いので、そういった部分は頼りにしてもらえていると思います」
――メンバーが11人と大人数にはなりますが、その点はいかがですか。
「最初は、11人もいるので、歌唱パートの量などを気にして、自分に悔しくて泣いてしまったこともありました。『この名前順ってどういう意味なんだろう?』などと、勘ぐってしまうことも多かったと思います。でも、歌の先生から『自分がそのパートを任せられた意味を考えて歌ってください』と言っていただけてからは、自分のパートをすごく好きになることができました。他のメンバーのパートを見ても、『確かにこの歌詞はこの子に歌ってほしいよね』と感じられるようにもなりました。それに気付いてからは、周りのメンバーと比べることはほとんどなくなって、一歩成長できたと思っています」
――仕事への熱量が高かったからこそ、アイドルへの挑戦に声かけがあってからの活動準備期間の1年は長く感じたかと思います。
「この期間に他の仕事もできたんじゃないかな、と思ってしまうこともありました。でも、この期間があったからこそ、歌やダンスも成長できたと思います。『日菜乃がここまで頑張っているんだから、早くデビューさせてあげなきゃ』と思ってもらえるように、レッスンなどに打ち込みました。いつでも準備万全の状態でした」
――今後の目標を教えてください。
「センターに誰が立っても納得してもらえるようなグループになりたいです。『次の曲のセンターは誰だろう?』とワクワクしてもらいたいです。個人的には、これまでにも芸能のお仕事を経験してきているので、他のメンバーよりも視野を広く活動していきたいと考えています。いろんな人にあるぷすを知ってもらうためには、どういった活動をしていけば良いのかを考えていきながら、それをきっかけに新しいことにもチャレンジしていきたいです」
□α+(あるふぁぷらす/略称:あるぷす)沖玲萌、木野稟子、桜井心々奈、白森萌美、鈴宮ゆつき、瀬乃真帆子、高橋美羽、月島優々乃、西野日菜乃、華咲ひまり、湯本絵美月からなる11人組。「世界中の『やってみたい』をチアアップしよう!」をスローガンに掲げ活動する。2026年2月18日に『青春のエフェクト』でデビュー。3月15日には東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される『CREATEs presents IDOL RUNWAY COLLECTION 2026 Supported by TGC』でライブデビューを果たす。
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