映画『国宝』李相日監督、ベスト映画受賞で俳優・スタッフ陣に感謝 「総合力でこの作品ができた」
映画『国宝』の李相日監督が9日、都内で行われた日本ペンクラブ賞授賞式に出席。俳優、スタッフ陣に感謝し、受賞の喜びを語った。

日本ペンクラブ賞授賞式に出席
映画『国宝』の李相日監督が9日、都内で行われた日本ペンクラブ賞授賞式に出席。俳優、スタッフ陣に感謝し、受賞の喜びを語った。
同賞は、日本映画ペンクラブ会員からの推薦、投票、討議によって決定。映画にまつわる執筆、出版において優れた成果をあげ、映画界に貢献された人々を顕彰する。
今年は、『川喜多長政 映画を産業に育てた日本人』(日経BP 日本経済新聞出版)の著者である佐伯知紀氏が日本映画ペンクラブ賞を受賞し、会員投票による2025年度ベスト映画には、日本映画『国宝』、外国映画『教皇選挙』、文化映画『黒川の女たち』が選ばれた。
記念品の盾を受け取った李監督は、「たくさん賞をいただいて『あまりうれしいと思っていないだろう』と思われるかもしれませんが、もともと喜びの表現が下手なのと、今日は花粉がひどくて目と鼻を誰かと取り換えてほしいくらい辛いです」と花粉に悩まされていることを説明して苦笑い。「でもうれしいんです。2番は本当に嫌なので。今日はスタッフと俳優たちを代表して、この場に伺うことができてうれしく思っています」と喜びをかみ締めた。
「芸術性と娯楽性を兼ねた作品をいずれは作りたいと思っていた。それには、俳優の力と日本映画をつないできた優秀なスタッフたちの力が欠かせないので、総合力でこの作品ができたと思っています」と感謝の思いを明かすと、「トム・クルーズさんは『この映画のデザイン、すべてが素晴らしい』と言ってくださったので、みんなの力がスクリーンにほとばしっているのだと、強く実感を得られることができました」と伝えた。
映画『国宝』は2025年に公開。吉田修一氏の同名小説を原作に、芸道に身をささげる歌舞伎俳優の激動の半生を描いた。興行収入は200億円を超える。
あなたの“気になる”を教えてください