『日プ女子』出演の20歳・木野稟子が“王道アイドル”になったワケ 挑戦し続けた5年間【α+インタビュー】
数多のガールズグループがしのぎを削る時代に、新たな11人組アイドルグループが誕生した。「世界中の『やってみたい』をチアアップしよう!」をスローガンに掲げる「α+」(アルファプラス/略称:あるぷす)だ。SNS全盛の令和の時代に、あえてド真ん中の“王道アイドルソング”『青春のエフェクト』でデビューを果たした。ENCOUNTでは、高みを目指す11人を取材。リレー形式で彼女たちの思いを届けていく。第7回は、『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』など、数々のオーディションへの挑戦を続けてきた20歳。悔しさをバネに悲願のデビューを射止めた木野稟子(きの・りこ)を紹介する。

これまでの経験で変化した意識「注目してもらえるかは自分次第」
数多のガールズグループがしのぎを削る時代に、新たな11人組アイドルグループが誕生した。「世界中の『やってみたい』をチアアップしよう!」をスローガンに掲げる「α+」(アルファプラス/略称:あるぷす)だ。SNS全盛の令和の時代に、あえてド真ん中の“王道アイドルソング”『青春のエフェクト』でデビューを果たした。ENCOUNTでは、高みを目指す11人を取材。リレー形式で彼女たちの思いを届けていく。第7回は、『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』など、数々のオーディションへの挑戦を続けてきた20歳。悔しさをバネに悲願のデビューを射止めた木野稟子(きの・りこ)を紹介する。(取材・文=中村彰洋)
――過去にはK-POP系のオーディションに挑戦されていた木野さんですが、アイドルへ挑戦した理由を教えてください。
「今までK-POP系のオーディションばかりを受けてきたので、私にとっては本当に挑戦でした。一緒にK-POP系グループでのデビューを目指して頑張っていた友達が、1年前に日本のアイドルとしてデビューしました。そのライブを見て、めっちゃ感動したんです。そこで、『私もやってみたい』と思い、今回のオーディションに挑戦しました」
――いつ頃から芸能活動に興味を持っていたのでしょうか。
「昔からずっと興味はありました。本格的にオーディションに挑戦するようになったのは、高校生になってからでした。人前に立つことが好きで、とにかくステージに立ちたかったんです。パフォーマンスで見せられるような人になりたいと思っていたので、かっこいいガールズグループに憧れていました」
――2023年には『日プ女子』にも練習生として参加し、注目を集めましたが、それ以前からオーディションなどには挑戦されていたのでしょうか。
「K-POP系のオーディションはたくさん受けていました。『日プ』の後も、何度かオーディションを受けましたが、うまくいきませんでした。自分の中でも将来について考えるようになり、このまま挑戦し続けてもいいのかと、めちゃくちゃ悩みました」

挑戦し続けた5年間は「とても長かった(笑)」
――年齢的にも20歳というタイミングでの、アイドルという新しいジャンルへの挑戦となりました。
「オーディションで一緒に頑張ってきた子たちが、デビューして輝いている姿を見ると、うれしい気持ちもありますが、『なんで自分はまだここにいるんやろ』という悔しさがありました。『みんな頑張っているのに私はここで諦めるの?』と自分を奮い立たせて、新しい挑戦をしてみました」
――年齢的にも将来を考える時期だったとのことですが、もし、α+になれていなかったとしても、挑戦し続けていたと思いますか。
「今回が最後のつもりだったので、多分諦めていたとは思います。でも、これまでも『このオーディションが最後』と思いながら受けたこともありました。落ちるたびに『なんのために頑張っているんだろう……』と落ち込んだりもしました。でも、オーディションの募集を見ると胸がザワつくんです。『受けなきゃ後悔する』って。なので、もしかしたら受け続けていたかもしれないです」
――今回は、これまでに挑戦してきたオーディションとは異なる部分も多かったかと思います。
「今まで練習してきた表現とは、全く違う見せ方を求められたので、とても難しかったです。合宿審査の時に『表情のバリエーションをもっと増やして』という指摘をいただいてからは、いろんなアイドルさんの動画を見て、表情の研究をしました」
――これまで、アイドルというジャンルに触れる機会は少なかったのでしょうか。
「あまり触れてこなかったです。もちろん、かわいいなとは思ってはいましたが、まさか自分がアイドルを目指すとは思っていませんでした。数年前の自分に言ったら『え、マジ!?』ってなってると思います(笑)。仲の良い友達に『アイドル受けてみようと思ってんねんな』と伝えたら、『稟子が? 想像できひんわ!』って言われました(笑)」
――初オーディションから約5年を経てのデビューとなりますが、心境はいかがですか。
「とても長かったです(笑)。以前から、応援してくれていた方たちから『アイドルの稟子ちゃんを見ることができてうれしい』などの言葉をいただけて、本当にうれしかったです」

3年前に立った『紅白』の舞台「次は自分たちで」
――11人での活動となりますが、メンバーと顔を合わせてみていかがでしたか。
「これまでのオーディションで出会ってきた子たちとは、雰囲気も全く違いました。それが本当に新鮮で、とても面白いです。なんだか新しい世界に飛び込んだ感覚です」
――木野さんならではの強みはどういった部分だと考えていますか。
「前向きなところが強みだと思っています。自分の立ち位置やパート量なども気にしすぎないようにしています。私がやることは変わらないですし、どんな場所にいても見つけてくれる人は絶対にいると思っているので、自分のできることをやっていきたいです。話題になったり、注目してもらえるかは自分次第。量よりも質が大事だということを、これまでの経験で学ぶことができました」
――これまでとは、表現の仕方も変わってくるとは思いますが、どのように考えていらっしゃいますか。
「私の性格は“ぽわーん”とした感じなので、ありのままの自分を好きなってもらえたらうれしいです。以前は、ステージ上とのギャップを見せられることが好きでした。そういった意味では、アイドルをやっている時の方が普段の私に近いのかもしれません。フリフリな私服を着ることもないので、衣装姿も新鮮です。自分でもまだ見慣れていないので、不思議な感じです(笑)」
――今後の目標をお教えください。
「みんなが自分の気持ちを素直に言い合えるような関係でいたいと思っています。活動での目標は『紅白歌合戦』に出場することです。実は3年前に、バックダンサーとして『紅白』のステージに立ったことがあるので、次は自分たちで立ちたいです。個人としては、自分の名前を見て、『あ、きのりこちゃんね!』と分かってもらえるぐらいの存在になりたいです。モデルやバラエティーなど、いろんなジャンルで活躍していけるような人になりたいです」
□α+(あるふぁぷらす/略称:あるぷす)沖玲萌、木野稟子、桜井心々奈、白森萌美、鈴宮ゆつき、瀬乃真帆子、高橋美羽、月島優々乃、西野日菜乃、華咲ひまり、湯本絵美月からなる11人組。「世界中の『やってみたい』をチアアップしよう!」をスローガンに掲げ活動する。2026年2月18日に『青春のエフェクト』でデビュー。3月15日には東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される『CREATEs presents IDOL RUNWAY COLLECTION 2026 Supported by TGC』でライブデビューを果たす。
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