前田敦子、夫役・玉置玲央を「演劇界のウッディ」と絶賛 舞台への熱中ぶり明かす「怖いもの見たさみたいな感じで」
4月2日より東京・本多劇場で開幕の舞台『ポルノ』の合同取材会が5日に行われ、主人公の夫婦を演じる玉置玲央と前田敦子、演出の松居大悟が参加して抱負を語った。

舞台『ポルノ』取材会に参加
4月2日より東京・本多劇場で開幕の舞台『ポルノ』の合同取材会が5日に行われ、主人公の夫婦を演じる玉置玲央と前田敦子、演出の松居大悟が参加して抱負を語った。
『ポルノ』は長塚圭史の作により2002年に上演された、坂の多い町・坂上町で行われる議員選挙をめぐって7人の男女が織りなす美しくも醜悪な恋物語。今回は選挙に立候補する国旗耕二を玉置、妻の美和子を前田が演じ、他に鳥越裕貴・藤谷理子・小野寺ずる・岩本晟夢・うぇるとん東が出演しての7人芝居で展開される。
同じ事務所に所属する玉置と松居は「入所した後、一緒にバーベキューをしていた時、偶然『ポルノ』の話になって、2人とも高校時代に見ていたって知りました」という間柄。「本当にガツーンと衝撃を受けた」(玉置)、「舞台ってこんなことやっちゃっていいんだと、価値観をひっくり返された」(松居)と衝撃を受けた舞台だったという。
24年ぶりに上演される意義について、玉置は「令和の時代にはそぐわない内容。価値観とかコンプラにひっかかります」としつつも、「どこか歪んだ世界観だけれど、登場人物たちの感情や抱えている問題は非常にまっすぐで、彼らなりの正義があります。不謹慎だけれど、そこに『品』があるのが圭史さんの作品の好きなところです」と分析。
前田も「脚本を読んだ時『今じゃ絶対できない』と思いましたが、内面が見えてくるともっと深い話です」と話し、「観客にとっても『あれは自分かも』と思わされたり、人間力を測される作品」と脚本の印象を語った。
前田と玉置は、NHKドラマ『伝説のお母さん』で夫婦を演じて以来6年ぶりの共演になる。「あの時も全然ピュアな役じゃなかった」(前田)「クズの夫でした。クズ夫婦」(玉置)と2人で苦笑いしつつ、玉置が「前田さんのことは信頼してて、今回もがっぷりぶつかって面白いやり取りができます」と信頼を寄せれば、前田も玉置のことを「すごくいい座長やってくれてる」と称賛。
「(『トイ・ストーリー』の)ウッディーだと思ってます。『君の友達だよ』みたいに皆に寄り添ってくれます」と一同を笑わせた。
さらに前田は「同じ空間で皆で不謹慎な言葉を浴びた時にクスッと笑っちゃうとか。そういう現象ってやっぱり演劇じゃないと起きないです。そういう自由で何にも縛られない場所であってほしいです」と舞台演劇の良さを語り、玉置も前田について「今一番演劇に身を置いているのが楽しいのかな」と集中ぶりを明かす。前田も「苦手意識はあるんですけど、怖いもの見たさみたいな感じで、知りたくてつい癖になっちゃってるんだと思います」と、本作を含め舞台への情熱を語った。
公演は4月2日から12日まで東京・本多劇場、4月15日と16日に福岡・西鉄ホール、4月25日と26日に大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。
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