蓮佛美沙子、『ばけばけ』ヒロイン・髙石あかりを絶賛「本当に自然体で、かわいい!!」

俳優・蓮佛美沙子がランを演じるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)について、出演が決まった時の心境や撮影現場の雰囲気、印象的なエピソードなどをコメントした。演じるランはヘブン(トミー・バストウ)の同僚英語教師・ロバートの妻。外国人の日本人妻として、ヒロイン・トキ(髙石あかり)の手本となり、なんでも相談できるよき友人。

ランを演じる蓮佛美沙子【写真:(C)NHK】
ランを演じる蓮佛美沙子【写真:(C)NHK】

ヘブンの同僚英語教師・ロバートの妻のラン 主人公・トキの良き相談相手

 俳優・蓮佛美沙子がランを演じるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)について、出演が決まった時の心境や撮影現場の雰囲気、印象的なエピソードなどをコメントした。演じるランはヘブン(トミー・バストウ)の同僚英語教師・ロバートの妻。外国人の日本人妻として、ヒロイン・トキ(髙石あかり)の手本となり、なんでも相談できるよき友人。

 まず出演が決まったときの気持ちをコメントした。

「『ばけばけ』には昨年の夜ドラ『バニラな毎日』でお世話になったスタッフさんも多く関わっているので、オンエア前から楽しみにしていました。放送が始まってからも、純粋に視聴者として作品を大好きになっていたので、まさか呼んでいただけるとは!スタッフの皆さんとこんなに早く再会できたのもうれしかったですし、作品も大好きなので、ファンが現場見学に行くような気持ちでした(笑)。実際に出演することになり、文字だけで役柄の体温や鼓動を感じられるようなふじきさんの脚本にあらためて感動しました。ただそこに生活があり、人の温もりとそれぞれが抱えている思いがあって…という原始的な営みの豊かさが本当に愛おしく描かれていて、脚本を読んでとても幸せな気持ちになりました」

 続いて演じるランとはどんな役柄なのか紹介した。

「カラッと明るくてユーモアもあり、英語も話すことができる、とても聡明な人です。でも心の奥底では、いつ夫がアメリカに帰ってしまうのかと、覚悟しつつも不安を感じている、健気な女性だと感じました。クランクインする前までは、トキが憧れるような雰囲気が出せるか少し不安だったのですが、衣装や美術がとにかくすてきで、支度をしてセットに足を踏み入れた瞬間に『大丈夫だ』と思えました。そういった環境にたくさん助けられて、堂々とお芝居できた気がしています。英語で演じるうえで一番難しいのは、相手のセリフをどう聞くか、な気がしています。ロバートにセリフを畳みかけられるシーンなどは、本番までに相手のセリフを必死に耳になじませて、本番ではその瞬間を生きるために全部忘れて、という作業をする必要があり、それがとても大変でした」

 現場の雰囲気はどうだろう?

「BKの朝ドラは久しぶりですが、BK特有のホーム感のある空気は変わっていませんでした。また今回、出演者やスタッフの皆さんがリラックスして過ごされている様子が特に印象的で、私もとても居心地よく過ごせました。あかりちゃんは、本当に自然体で、かわいい!!常に気負わずそこにいる感じがとてもすてきでした。トミーさんとジョーさんとは実は同い年で、いろいろとお話できました。ある時にトミーさんがジョーさんに『日本では下手な役者のことを大根役者って言うんだよ』と教えていて、私もそれに混ざって『英語ではhamって言うんだよ』と教えてもらいました。お二人ともチャーミングでとてもすてきな方でした」

 撮影で印象的だったシーンも語った。

「第109回(3月5日放送)の、『旦那の生きたい道を、選んでほしいと思います』とヘブンさんに伝えるシーンが印象的です。心の中では『アメリカに帰ってほしくない』と思っていますが、相手を思って、また明治の女性として“そうあるべき”と信じて、真逆のことを伝える。そこから本心をどれだけのぞかせるか、もしくは隠すのか、そのさじ加減が本当に難しかったです。トキとは違い、ランは自分と同じ外国人と結婚した日本人妻の行く末をたくさん見てきました。『みんな最後は旦那が一人で母国に帰る』『だから籍も入れてない、帰るなら別れる』と言えるランだけど、ずっと心は『いやだ』と叫んでいて、いつ自分の夫が帰国するか心の底ではおびえていたのだろうと思います」

 最後に視聴者へのメッセージをコメントした。

「『ばけばけ』は、生きていくというシンプルな行為そのものの美しさや豊かさを丁寧に、そして心地よいユーモアを持って創られている作品だなと思います。物理的に贅沢すぎる今の時代に、そぎ落とされた精神的な富を、トキたちの生活を通してそっと手渡してくれる。その愛情深さやユーモアのバランスが本当に大好きです。後半にさしかかった『ばけばけ』を、私も一視聴者としてとても楽しみにしています」

 作品は松江の没落士族の娘で、小泉八雲の妻・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描くオリジナルストーリー。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語をフィクションとして描く。俳優・髙石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがレフカダ・ヘブンを演じる。

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