桜井心々奈が目指すアイドル像「誰かの心を動かせるように」 大人びた表情×天然がギャップの16歳【α+インタビュー】

数多のガールズグループがしのぎを削る時代に、新たな11人組アイドルグループが誕生した。「世界中の『やってみたい』をチアアップしよう!」をスローガンに掲げる「α+」(アルファプラス/略称:あるぷす)だ。SNS全盛の令和の時代に、あえてド真ん中の“王道アイドルソング”『青春のエフェクト』でデビューを果たした。ENCOUNTでは、高みを目指す11人を取材。リレー形式で彼女たちの思いを届けていく。第5回は、グループイチの高身長がトレードマーク、香川県出身の最年少。大人びた表情とは、ギャップのある天然っぷりが魅力の桜井心々奈(さくらい・ここな/16)を紹介する。

α+でアイドルデビューした桜井心々奈【写真:増田美咲】
α+でアイドルデビューした桜井心々奈【写真:増田美咲】

憧れのアイドルへ全力投球「自分が満足するまでは絶対にやり切りたい」

 数多のガールズグループがしのぎを削る時代に、新たな11人組アイドルグループが誕生した。「世界中の『やってみたい』をチアアップしよう!」をスローガンに掲げる「α+」(アルファプラス/略称:あるぷす)だ。SNS全盛の令和の時代に、あえてド真ん中の“王道アイドルソング”『青春のエフェクト』でデビューを果たした。ENCOUNTでは、高みを目指す11人を取材。リレー形式で彼女たちの思いを届けていく。第5回は、グループイチの高身長がトレードマーク、香川県出身の最年少。大人びた表情とは、ギャップのある天然っぷりが魅力の桜井心々奈(さくらい・ここな/16)を紹介する。(取材・文=中村彰洋)

――今回のオーディションに挑戦した経緯をお教えください。

「こういったグループのオーディションは今回が3回目でした。小学4年生から中学1年生まで、キッズモデルをしていたこともあって、表現をすることが好きでした。中1の時に、K-POPグループのオーディションに挑戦したことがありましたが、最終審査で落ちてしまいました。中2の時には日本のアイドルさんのオーディションを受けたのですが、それも最終で落ちてしまって、『何が足りなかったんだろう』と、いろいろ考えるようになりました。ダンスや表情管理などを練習して『今回こそ絶対に受かってやる!』という思いで挑戦しました」

――キッズモデルは桜井さんご自身の意志でやられていたのでしょうか。

「当時は、8歳上のお姉ちゃんがモデルをしていたこともあって、キラキラした世界に憧れていました。私も目立ちたがり屋でおしゃれも好きだったので、やってみたいと思っていたタイミングでたまたまスカウトしていただきました」

――そこから、なぜK-POPグループへの挑戦となったのでしょうか。

「昔からTWICEさんが好きで、『ダンスや歌ができたらかっこいいな』とは思っていました。そんな時に『オーディションに挑戦してみない?』と誘ってもらったことをきっかけに、本格的に意識するようになりました。今までは『自分に歌やダンスができるのかな』と、視野にも入っていなかったんです。でも、実際にオーディションが進んでいく中で、楽しさに気付くことができて、目指すようになりました」

――その後は、日本のアイドルオーディションへの挑戦と、ジャンルを変えていますね。

「それまでは、どちらかというとK-POPばかりを見ていたのですが、日本のアイドルさんを初めてちゃんと見た時に、『かわいい!』って(笑)。K-POPはどちらかというと、完璧さが求められる印象ですが、日本のアイドルさんは、ファンの人たちと一緒に成長していく感じがして、そんな部分がすてきだなと惹かれるようになりました」

香川県出身の最年少メンバーとして活動していく【写真:増田美咲】
香川県出身の最年少メンバーとして活動していく【写真:増田美咲】

最年少メンバーとして活動も「2人いるので心強いです」

――数あるアイドルの中で、α+のオーディションへ挑戦した理由を教えてください。

「(瀬乃)真帆子ちゃんのTikTokを見ていたら、『アイドル募集中!』という映像が流れきました。その時に見たα+のコンセプトが『かわいくなりたいをチアアップしよう』というものでした。今までの頑張りだったりを全部肯定してくれている感じがして、そういった部分が魅力的で、『これだ!』と思い応募しました」

――オーディションで印象に残っている場面はございますか。

「最終審査が歌唱だけの審査で、どうすれば印象に残る表現ができるかをずっと考えていました。課題曲が切ない感じの楽曲だったので、審査員の方の目をずっと見つめながら、とにかく感情を伝えることを意識しました。合格発表で名前を呼ばれた時には、実感がなさすぎて、『え、本当に私の名前を呼んだ?』って(笑)。口では『はい!』と反応していたのですが、心が追いつかず、遅れて実感が湧いてきました」

――ご家族や友達は、桜井さんがアイドルになることについてどういった反応をされていましたか。

「最終審査の会場にお母さんも来てくれていて、めっちゃ驚いていました。心配もあったとは思いますが、『心々奈の人生なんだから、ちゃんと最後までやり切ってきなさい』と背中を押してくれました。友達には何も伝えていなかったので、デビューが発表された翌日は、不安な気持ちで学校に行きました。私が上京しなきゃいけなくなることなども察してくれて、涙を流しながら、『心々奈がアイドルになってくれてうれしい』と喜んでくれて、私もグッときました」

――桜井さんは最年少メンバーとして活動をしていくことになりますね。

「最初は『私が最年少?』と驚きがありました。でも、同じ16歳の(湯本)絵美月が、初めて話した時に『同じ高1だし、仲良くしようね』と声を掛けてくれました。1人だと心細かったかもしれないですが、2人いるので心強いです」

「高身長」と「おバカキャラ」を武器に発信していく【写真:増田美咲】
「高身長」と「おバカキャラ」を武器に発信していく【写真:増田美咲】

今後の目標は「誰かの心を動かせるようなアイドルに」

――11人の中で『ここは負けない』といった部分はございますか。

「私は身長が大きいので、そこを武器にしていきたいと思っています。香川県出身で方言がすぐに出てしまうのですが、『方言かわいいよ』とメンバーから言ってもらえます。それと『おバカだよね』と言われることも多くて(笑)。そういった飾らない自然体な部分を強みにしていきたいです」

――グループの中でも1番の高身長ですね。

「1番大きいです。だから最年少っぽくないのかもしれません。陸上部で、走り高跳びをしていて、ジャンプしてたから伸びちゃったんだと思います(笑)」

――デビュー曲が配信されたり、ファンの方とのオンラインお話会も開催されましたが、ファンの方々と初めてコミュニケーションを取ってみて、いかがでしたか。

「『自分にファンがついてくれるのかな』と思っていましたが、実際に私のために動いてくれる方がいらっしゃって、『私でもファンの方の力になれてるんだ』とやりがいを感じました。本当にうれしかったです」

――目指しているアイドル像はありますか。

「もちろんキラキラした姿をたくさん見せていきたいと思っていますが、ただ歌って踊るだけではなくて、悲しい時などには寄り添えるような存在になりたいと思っています。自分の表現で誰かの心を動かせるようなアイドルになりたいです」

――今後の目標を教えてください。

「グループとしては、大きいステージでみんなでパフォーマンスをしたいです。『あるぷすといえば、こういうグループだよね』とすぐに思いついてもらえるような存在になりたいです。個人としては、もちろんアイドルに全力で向き合いたいです。何年続けるかは分かりませんが、自分が満足するまでは絶対にやり切りたいです。将来的にチャンスがあれば、モデル業や女優業などにも挑戦してみたいです。アイドルを軸にしながら、いろんなところで存在感を残せるような人になりたいです」

――それこそ、3月15日のデビューの舞台は、国立代々木競技場 第一体育館という大きなステージになりますね。

「まだ全く実感が湧かないですが、やるからには120%の力を出したいです。ワクワクしています。でも、ステージ10分前には脚がガクガクしていると思います(笑)」

□α+(あるふぁぷらす/略称:あるぷす)沖玲萌、木野稟子、桜井心々奈、白森萌美、鈴宮ゆつき、瀬乃真帆子、高橋美羽、月島優々乃、西野日菜乃、華咲ひまり、湯本絵美月からなる11人組。「世界中の『やってみたい』をチアアップしよう!」をスローガンに掲げ活動する。2026年2月18日に『青春のエフェクト』でデビュー。3月15日には東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される『CREATEs presents IDOL RUNWAY COLLECTION 2026 Supported by TGC』でライブデビューを果たす。

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