【NOAH】3・8横浜武道館で注目の師弟対決 GHC王者・Yoshikiが拳王を迎え撃つ

PRO-WRESTLING NOAHは8日、神奈川・横浜武道館を舞台に春のビッグマッチ「LINEヤフー presents APEX CONQUEST 2026 in YOKOHAMA」を開催する。メインイベントでは、GHCヘビー級王者のYoshiki Inamuraが5度目の防衛戦として、自身にとって特別な存在でもある強豪・拳王を迎え撃つ。

5度目の防衛戦に挑む王者Yoshiki(左)と挑戦者の拳王【写真提供:プロレスリング・ノア】
5度目の防衛戦に挑む王者Yoshiki(左)と挑戦者の拳王【写真提供:プロレスリング・ノア】

元「金剛」の絆が頂上で交錯…2年7か月の時を経て実現

 PRO-WRESTLING NOAHは8日、神奈川・横浜武道館を舞台に春のビッグマッチ「LINEヤフー presents APEX CONQUEST 2026 in YOKOHAMA」を開催する。メインイベントでは、GHCヘビー級王者のYoshiki Inamuraが5度目の防衛戦として、自身にとって特別な存在でもある強豪・拳王を迎え撃つ。

 2018年9月にNOAHでデビューしたYoshikiは恵まれた体格で将来を嘱望され、19年5月に拳王の誘いで反骨集団「金剛」に加入した。23年9月からは、自分を変えたいとイギリスで武者修行。24年6月に凱旋帰国すると、7月13日の日本武道館大会で清宮海斗が持つGHCヘビー級王座に初挑戦したが、一歩及ばなかった。

WWE「NXT」で再修行→帰国後にGHCヘビー級王座を初戴冠

 ここでさらなる進化を求めたYoshikiは、同年11月から世界一のプロレス団体WWEのファーム組織である「NXT」で、約1年にわたり再修行を敢行。日本人レスラーでは異例ともいえるキャリアを積み上げ、25年10月11日の両国国技館大会で、ついにNOAHのリングに帰還した。

 独特な英語交じりの口調で当時のGHCヘビー級王者・KENTAに挑戦をアピール。誰もが想像しなかった“キャラ変”に戸惑う客席を代弁するように、KENTAから「絵に描いたようなアメリカかぶれじゃねぇかよ!」とツッコまれたことも。しかし、11月8日後楽園ホールの王座戦ではパワフルかつ躍動感あふれるファイトで王者を粉砕。進化した姿を見せつけ、悲願のGHCヘビー級王座の初戴冠を成し遂げた。

GHCヘビー級王座に挑む拳王【写真提供:プロレスリング・ノア】
GHCヘビー級王座に挑む拳王【写真提供:プロレスリング・ノア】

2023年8月に対戦…勝利奪った拳王が未来を“予言”

 以降、Yoshikiは「ミーが“方舟シップ”のキャプテンになる!」の言葉通り、アメリカナイズされた陽気なキャラクターと圧倒的な実力で防衛ロードを突き進み、ファンの支持を不動のものにした。そして、26年2月18日の後楽園ホール大会で、NOAHの“強さの象徴”とされるベテランの杉浦貴を下し、4度目の防衛に成功。試合後には「ついに満を持して言わせていただきます。ネクストチャレンジャー・イズ・ミスター拳王!」と、かつての恩師を挑戦者として名指しした。

 これに対し、拳王は「昔、ここ後楽園ホールで言ったよな? 『オレの位置まで這い上がってこい』と。稲村、よく這い上がってきたな! オマエがチャンピオンでオレが挑戦者、このシチュエーション、メチャクチャうれしいぞ!」と呼応。両者の対決が実現することとなった。

 2人は23年8月10日に後楽園ホールで行われた「N-1 VICTORY 2023」Aブロック公式戦で対戦し、拳王がYoshikiからギブアップ勝利をもぎとった。この時、拳王はYoshikiにエールを送ると同時に「近い将来、オレとベルトを懸けて戦うようになる」と予言。2年7か月の時を経て、その言葉が現実となる時が来た。

Yoshikiが5度目の防衛か? 拳王が最多タイとなる5度目の戴冠か?

 Yoshikiは「ミスター拳王、あの日の後楽園ホールでのユーの言葉があったから、ミーは腐らずにプロレスリングを続けることができました」と感謝。「ミーとユーなら、誰にもどこにも負けない、世界で一番のタイトルマッチをすることができるとビリーブしています」と、固い握手で健闘を誓い合った。

 若手時代から目をかけ、大きな期待を寄せてくれた拳王に、恩返しの勝利を飾りたいYoshiki。対する拳王も今回Yoshikiに勝利すれば、GHCヘビー級王座最多戴冠記録に並ぶだけに、闘志を燃やしているのは間違いない。GHCヘビー級王座戦にふさわしい、掛け値なしの真っ向勝負に期待したい。

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