パスピエ、1年7か月ぶりアルバムを12月9日リリース「しっかりと感触のある楽曲に」

2019年に結成10周年を迎えた4人組バンド「パスピエ」が約1年7か月ぶりとなる通算6枚目のアルバム「synonym(シノニム)」を12月9日にリリースすると発表した。

1年7か月ぶりにアルバムをリリースするパスピエ
1年7か月ぶりにアルバムをリリースするパスピエ

初回限定盤には2月に行ったライブ映像が収録

 2019年に結成10周年を迎えた4人組バンド「パスピエ」が約1年7か月ぶりとなる通算6枚目のアルバム「synonym(シノニム)」を12月9日にリリースすると発表した。

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 同アルバムには、MBSドラマ特区「ホームルーム」のエンディング主題歌「まだら」、ロート製薬「ロートジー デジタルMVフェス」コラボレーション楽曲「真昼の夜」、8月にデジタルリリースした最新曲「SYNTHESIZE」ほか、新録楽曲からなる全11曲を収録する。また、ボーカルの大胡田なつきが書き下ろしたジャケットビジュアルにも注目だ。

 初回限定盤には、2月に人見記念講堂で開催した結成10周年特別公演「EYE」の映像の全曲(アンコール含む全22曲)を収録したブルーレイが付属する。また、初回限定盤、通常盤に加えて、限定スペシャルBOXパッケージに、初回限定盤(CD+ブルーレイ)と特製オリジナルTシャツが封入された仕様のP.S.P.E盤もパスピエ公式ファンサイト“P.S.P.E”会員限定で販売される。

 また、16日には自主企画イベント「AJIMI」の開催が決定しており、ニューアルバムと関連する“何か”を連想させるものとなっている。同イベントは東京公演1日限りの特別な内容を予定している。

 キーボードの成田ハネダは「最近、いろんなことが久しぶりな気がしますが、アルバムを出します。今年はより、作品に対して濃縮した時間を過ごせたので、しっかりと感触のある楽曲たちになりました。何の色でもない、けど何の色にも見えるような想像を持って、塗り替わっていけたらいいなと思っています。その色味は、これからのことを加えてまたどんどん変わっていくのか、共有していきたいです」とコメント。

 ボーカルの大胡田は「今回のビジュアルにはたくさんの色を使いました。『synonym』の意味のうちの同義語、類義語というところから広げていって、少しの左右対称感を持たせています。もともと回文が好きでシンメトリーは好物なんですが、やはりちょっとの違和感に魅力を感じてしまう。我々の音楽が誰かの日常でちょっとの違和感、としての役割を果たしてくれるといいなと密かに思っています」とアルバムに込めた思いを話した。

次のページへ (2/2) 【写真】特製オリジナルTシャツの実際のデザイン
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