華咲ひまり、周りを思いやる強さ 20歳誕生日に大舞台でライブデビュー「ドラマみたい(笑)」【α+インタビュー】
数多のガールズグループがしのぎを削る時代に、新たな11人組アイドルグループが誕生した。「世界中の『やってみたい』をチアアップしよう!」をスローガンに掲げる「α+」(アルファプラス/略称:あるぷす)だ。SNS全盛の令和の時代に、あえてド真ん中の“王道アイドルソング”『青春のエフェクト』でデビューを果たした。ENCOUNTでは、高みを目指す11人を取材。リレー形式で彼女たちの思いを届けていく。第3回は、初のアイドルオーディションでデビューを勝ち取った19歳。思いやりのある性格が持ち味の華咲ひまり(はなさき・ひまり)を紹介する。

勇気を持って踏み出したオーディション挑戦「絶対に後悔する」
数多のガールズグループがしのぎを削る時代に、新たな11人組アイドルグループが誕生した。「世界中の『やってみたい』をチアアップしよう!」をスローガンに掲げる「α+」(アルファプラス/略称:あるぷす)だ。SNS全盛の令和の時代に、あえてド真ん中の“王道アイドルソング”『青春のエフェクト』でデビューを果たした。ENCOUNTでは、高みを目指す11人を取材。リレー形式で彼女たちの思いを届けていく。第3回は、初のアイドルオーディションでデビューを勝ち取った19歳。思いやりのある性格が持ち味の華咲ひまり(はなさき・ひまり)を紹介する。(取材・文=中村彰洋)
――今回が初のアイドルオーディションとのことですが、なぜこのタイミングで挑戦されたのでしょうか。
「小さい頃から、人前で歌ったり踊ったりすることが好きでした。小6から中学を卒業するまでは、ヒップホップダンスを習っていて、高校3年間はチアダンス部に所属していました。アイドルや女優さんには、小6の頃から興味を持っていましたが、『親に言ったらなんて言われるかな』『友達に笑われちゃうかな』と勇気が持てず、なかなか行動に移すことができませんでした。
高校を卒業する時も、『家族を安心させるためにも、安定した職業に就かなきゃ』と諦めてしまっていた自分がいました。でも、部活に打ち込んでいたからこそ、大学生活に物足りなさを感じて、『10代のうちに挑戦しないと絶対に後悔する』と思い、このオーディションへの挑戦を決めました」
――今回に至るまで、1度も「アイドルになりたい」という夢を周囲に伝えることはなかったのでしょうか。
「去年の夏に、ミクチャ配信を使ったモデルオーディションに挑戦したことがあって、そこで初めて親に伝えました。心配はしていましたが、『応援してるね』と背中を押してくれました。友達には、誰にも伝えていませんでした。合格してアイドルになることを伝えた時には、泣きながら喜んでくれた子もいて、本当にうれしかったです」
――ミクチャでのオーディションにも挑戦されていたんですね。
「配信していく中で、ファンの方とコミュニケーションを取る楽しさや、発信する魅力などを知ることができました。でも、そのオーディションは、SNS上だけで結果が決まってしまって、それがすごく悔しかったんです。直接私を見て評価してほしいという思いもあって、オーディションを本格的に探し始めるようになりました」

高校時代は部長を経験「誰一人として置いてけぼりにはしたくない」
――なぜ、アイドルが1番の目標だったのでしょうか。
「高校生の頃、うまくいかない時にアイドルさんの曲を聴いて、励まされたり、背中を押してもらったりしていました。自分自身も、表現することが好きだったので、今度は私が多くの方の背中を押せるような存在になりたいと思いました」
――初めてのオーディションでしたが、印象に残っていることなどはありますか。
「同じ夢に向かって頑張っている子たちがたくさんいて、より一層アイドルになりたい気持ちが強くなりました。本当にいい経験でした。合格発表では、私の名前は最後に呼ばれたのですが、何人が合格するのかも分からなかったので、不安な気持ちもありました。でも、なぜか心の中では『いける!』という謎の自信があったので、うれしかったのはもちろんですが、安心感もありました。それと同時に、合格できなかった子たちの分まで頑張らなきゃという思いも芽生えました」
――初のアイドル挑戦が19歳と決して早いとは言えないタイミングだったかと思いますが、どのように捉えていますか。
「逆に今で良かったと思っています。充実した高校生活を過ごすことができましたし、チアダンス部では、部長を務めていたので、その経験があったからこそ、今があると思っています」
――部長としての経験は、アイドル活動に生きてきそうですね。
「誰一人として置いてけぼりにはしたくなくて、みんな一緒に、同じ思いで、同じ目標に向かっていけるような環境作りを意識していました。前に立って、『行くぞ!』と引っ張るタイプではなく、周りを見ながら、みんなの力を借りて、助け合って頑張ってきました。そういった経験はあるぷすの活動でも生きてくると思っています」
――お話をしている中でも、周りの変化に敏感で繊細な性格のように感じました。
「真面目ですし、思いやりがあると思っています。高校生の頃は、溜め込む性格で、気持ちをうまく言語化することもできず、苦労したこともありました。部長をしていた頃から、周りを気にしてしまう性格で、相手が何を考えているのかなどを察することができるのは強みだと思っています。いろんな声を真正面から受け止めてしまい、悩む時もあるかもしれませんが、ネガティブではなく、ポジティブに考えられることも自分の強さだと思っています。自分の意志をしっかりと持てていると思っています」

20歳の誕生日当日にライブデビュー「何年か前の自分に伝えてあげたい」
――11人の中で、ここは負けないという部分はございますか。
「小学6年生からいろんなダンスを経験してきたので。無駄な動きがない安定したダンスには自信があります。身長が低いので、埋もれないような大きなダンスを意識してきたので、そこも強みだと思います。あとは周りへの観察力みたいな部分は負けないと思います」
――オンラインお話会なども経験されたかと思いますが、ファンの方とのコミュニケーションはいかがでしたか。
「ファンという存在が初めてだったので、本当にありがたかったですし、『もっと頑張らなきゃ』と励みにもなりました。今までにはなかった経験なので、すごく不思議な気持ちです。すごくパワーをもらえますし、その分の恩返しを必ずしたいです」
――理想のアイドル像などはございますか。
「私がアイドルさんに、何度も救われてきた経験があるので、私も誰かの背中を押せるような存在になりたいです。『気付いたら目がいっちゃう』と思ってもらえるようなアイドルになりたいです。パフォーマンスだけではなく、しっかりと努力を重ねて、内側からあふれ出てくるような部分にも目を向けてもらえるような存在になりたいです」
――今後の目標を教えてください。
「11人全員で支え合って、高め合いながら、目標に進んでいけるようなグループでありたいです。個人的には、本当に先の先の話にはなるとは思いますが、いつか演技系だったり、モデル、コスメなどのプロデュースもやってみたいです。やりたいことがたくさんあるので、たくさん挑戦していきたいです」
――国立代々木競技場 第一体育館で開催される『CREATEs presents IDOL RUNWAY COLLECTION 2026 Supported by TGC』でライブデビューとなりますが、3月15日は華咲さんの20歳の誕生日ですね。
「まさか20歳の誕生日にこんなすてきなステージに立てるなんて、想像もしていなかったです。本当にドラマみたいですよね(笑)。何年か前の自分に伝えてあげたいです」
□α+(あるふぁぷらす/略称:あるぷす)沖玲萌、木野稟子、桜井心々奈、白森萌美、鈴宮ゆつき、瀬乃真帆子、高橋美羽、月島優々乃、西野日菜乃、華咲ひまり、湯本絵美月からなる11人組。「世界中の『やってみたい』をチアアップしよう!」をスローガンに掲げ活動する。2026年2月18日に『青春のエフェクト』でデビュー。3月15日には東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される『CREATEs presents IDOL RUNWAY COLLECTION 2026 Supported by TGC』でライブデビューを果たす。
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