米ラッパーがコロナ給付金を不正受給で逮捕 フェラーリ購入、カジノで豪遊の悪徳ぶり

新型コロナウイルスの感染者が780万人を突破した米国で、新型コロナ給付金を100万ドル(約1億円)以上、不正受給した挙句、フェラーリ購入など豪遊を繰り返した“悪徳ラッパー”が逮捕され、衝撃が走っている。地元紙「ニューヨーク・ポスト」が報じている。

ダイヤモンド・ブルー・スミス被告【写真:Getty Images】
ダイヤモンド・ブルー・スミス被告【写真:Getty Images】

ヒップホップグループ「プリティ・リッキー」のメンバーのスミス被告

 新型コロナウイルスの感染者が780万人を突破した米国で、新型コロナ給付金を100万ドル(約1億円)以上、不正受給した挙句、フェラーリ購入など豪遊を繰り返した“悪徳ラッパー”が逮捕され、衝撃が走っている。地元紙「ニューヨーク・ポスト」が報じている。

 コロナ禍に付け込んだとんでもない悪徳ぶりで波紋を広げているのは米国のラッパーのダイヤモンド・ブルー・スミス被告。ヒップホップグループ「Pretty Ricky」のメンバーは現地時間5日に地元当局に郵便・通信詐欺罪などで逮捕、起訴された。1700万ドル(約18億円)を超える新型コロナ給付金の不正受給に加担したと報じられている

 スミスは偽造した書類で中小企業救済目的の「PPPローン」から多額の借り入れを挙句、不正取得した給付金で9万6000ドル(約1000万円)の高級車フェラーリを購入。ベルサーチで買い物し、ホテルやカジノで2万7176ドル(約290万円)分の豪遊をしていたという。

 今回の不正受給は大掛かりな組織的な犯罪で、他にも少なくとも12人が起訴され、合計17億円が不正受給されていたと報じられている。

 詐欺に手を染めたとんでもラッパーが購入したフェラーリは、当局に押収されたという。

次のページへ (2/2) 【動画】人気ヒップホップグループ「Pretty Ricky」の「Grind With Me」のミュージックビデオ
1 2
あなたの“気になる”を教えてください