STARTO社ジュニアのB&ZAI、結成1年で武道館公演へ ライブ中のサプライス発表に涙流して「いいの?」「鳥肌立つ」

 STARTO ENTERTAINMENT所属の8人組アイドルグループ・B&ZAI(バンザイ=橋本涼、矢花黎、今野大輝、菅田琳寧、本髙克樹、鈴木悠仁、川﨑星輝、稲葉通陽)が27日、東京ガーデンシアターで全国ツアー『B&ZAI LIVE TOUR 2026 -ROCK'N'DOL-』東京公演2日目を開催した。グループにとって初のホールツアーで、追加公演を含む全国10か所29公演、計8万3200人を動員。東京公演では、1公演につき約8000人、2日間3公演で約2万4000人を集めた。この日の昼公演では、地上波で初の冠特番が放送されること、日本武道館で初の単独公演が開催されることが発表。メンバーとファンが歓喜の涙を流した。

日本武道館での単独初公演開催が発表されたB&ZAI
日本武道館での単独初公演開催が発表されたB&ZAI

全国ツアー東京2日目の昼公演

 STARTO ENTERTAINMENT所属の8人組アイドルグループ・B&ZAI(バンザイ=橋本涼、矢花黎、今野大輝、菅田琳寧、本髙克樹、鈴木悠仁、川﨑星輝、稲葉通陽)が27日、東京ガーデンシアターで全国ツアー『B&ZAI LIVE TOUR 2026 -ROCK’N’DOL-』東京公演2日目を開催した。グループにとって初のホールツアーで、追加公演を含む全国10か所29公演、計8万3200人を動員。東京公演では、1公演につき約8000人、2日間3公演で約2万4000人を集めた。この日の昼公演では、地上波で初の冠特番が放送されること、日本武道館で初の単独公演が開催されることが発表。メンバーとファンが歓喜の涙を流した。(取材・文=幸田彩華)

 定刻時間に黒幕が降りた。B&ZAIのロゴが施されたステージの頂点には、8人の姿が浮かんだ。橋本の「有明、始めようぜ!」でライブが開幕。瞬間、客席は、いろとりどりのメンバーカラーを灯したペンライトで埋め尽くされた。スタートを飾ったのは、2025年開催のイベント『SUMMER FES ROPPONGI SUNNY BEATS』のテーマソングでYouTube再生回数300万回超の『なつ♡あい』だ。夏曲でありながら季節を問わず盛り上がれる王道のアイドルソングで、曲の途中にはメンバーが「東京、声聞かせてよ!」「愛しあっていこうか」と、BaetZ(B&ZAIファンの総称)に呼びかけた。

 キラキラとしたアイドルのオーラをまとっていた8人は、唐突に楽器を手にしたバンドスタイルへ一転。甘い空気感から一気にロックの世界へと観客を引きずり込んだ。グループ初のオリジナル楽曲『First Beat』やKAT-TUNの『Keep the faith』では、ステージ背面のスクリーンに噴き上がる炎の映像に負けないほどの熱量で、攻撃的なサウンドをたたきつけた。

 続くのは、バンドアレンジが施されたSnow Manの『Dangerholic』。ドル札が降り注ぐ映像を背に、橋本が両手にマラカスを携え、リズムに身を任せながらトリッキーに歌唱した。遊び心と色気にあふれたパフォーマンスだ。中盤には、メンバーそれぞれの見せ場となるソロパートも用意され、響き渡るギターの音色、うなるベース、正確無比なドラムなど、一人ひとりの演奏技術を見せつけた。

 STARTO ENTERTAINMENTのジュニア再編成で2025年2月16日に結成以来、B&ZAIはライブや舞台など年間100公演を超えるステージを経験してきた。ツアータイトルに掲げた「ROCK’N’DOL」には、「“自分たちらしさ”を追求する中でたどり着いた『ROCK’N’DOL』(ROCK×IDOL)という道標。バンドとして、アイドルとして、エンターテイナーとして自分たちらしい未来を創っていきたい」との思いが込められている。そのマインドを胸に、SMAPの『ダイナマイト』で、菅田が軽やかなアクロバットを決めると、矢花、今野、本髙、稲葉がギャル男、橋本、菅田、鈴木、川﨑がウィッグにミニスカート、ルーズソックスといった平成ギャルに扮して登場した。King & Princeの『koi-wazurai』では、ハートのひもでつながるランダムなくじ引きで、カップル決定。ファンを少しもあきさせない演出だ。

 エンターテインメントの振り幅は、さらに広がりを見せる。SixTONESの『Hysteria』で、メンバーは着物とお面を生かしたダンスを披露。King & Princeの『ツキヨミ』では、矢花が三味線を携えて登場した。和の美学をまとったミステリアスなたたずまいだ。事務所伝統の“ジャケットプレイ”を取り入れた新曲『KISS’N’DOL』では、タキシードにカマーバンドとサスペンダーを合わせた衣装で登場。川﨑はアクロバットなパフォーマンスで、ファンを圧倒した。

 MCタイムでは、ダンスの余韻を残しながら水分補給。メンバーの呼びかけで、観客と一緒に「乾杯」した。その後、結成1周年を記念し、B&ZAI初の冠特番・ABCテレビ『ナニワでバンザイ!自分トリセツ2.0』が、3月8日から日曜深夜に4週連続放送されると発表。関西ローカルで舞台は大阪。メンバーが新たなカルチャーに触れることで、従来の「自分トリセツ1.0」を「2.0」へとアップグレードしていく、その成長を追いかける内容だという。

 『BML』では、抜群の運動神経でSASUKE出場経験あり、アクロバットを得意とする菅田が、頭にダンベルを装着した「スーパーりんねtime」で登場した。菅田は手に持ったペンライトの色で、メンバーを指名。選ばれたメンバーは「客席に降りてファンの悩みを聞きに行く」というミッションが課せられた。そして、「あくびをしたら口の端が切れてしまった」と打ち明けたファンに、菅田はリップクリームを塗る仕草を見せて優しく解決した。

NEWS小山慶一郎が客席から登場

 さらに橋本が客席に降りると、「あそこにイケメンが。もしかして、NEWSの慶ちゃん?」と声を上げた。会場がざわめく中、NEWSの小山慶一郎が立ち上がり、おもむろに「胸筋を大きくしたいから、一番いい筋トレを教えて」とリクエスト。すると、菅田がペンライトを顔の前でグルグルと回したり、NEWSの『チャンカパーナ』を思わせる振り付けで応え、小山と観客を爆笑させた。

 King & Prince『静寂のパレード』を歌唱した際には、手作り感のある小道具に加え、川﨑の鼓笛隊風のドラムパフォーマンスで会場はより温かな雰囲気になった。そして、本編ラストには、嵐の『One Love』を披露。メンバー全員の歌声と稲葉が奏でるバイオリンの繊細で美しい旋律が溶け合い、会場は多幸感あふれる空気に包まれた。同曲の締めくくりには、モニターに「ありがとう これからもよろしく B&ZAI」の直筆のメッセージとともに、メンバー全員のスナップショットが映し出された。

 興奮冷めやらず、繰り返されるアンコール。SMAPの『オリジナル スマイル』が流れると、8人のメンバーが客席の近くから登場した。歓喜の悲鳴が上がる中、メンバーたちは通路を縦横無尽に駆け巡り、至近距離でファンと握手やハイタッチを交わした。そして、A.B.C-Zの『さぁ生きまくれ! wonderful life!』を歌い終わる頃に、モニターに「ATTENTION」の文字が浮かび、アラーム音が鳴り響いた。メンバーも「何ごとか」と戸惑う展開に。メインモニターに「夢の会場をもう1つ追加 日本武道館」と文字が映し出されると、この日一番の大歓声が沸き起こった。

 メンバーにも知らされていなかったサプライズ発表。橋本は「いいの?」と戸惑いながら、涙を流した。菅田も「鳥肌立つ」と動揺を隠せない様子を見せた。そして、「5月8日午後6時、9日正午と午後5時開演の計3公演」と詳細が記され、そのモニター前で8人が記念撮影。会場は祝福ムードに包まれた。

 ラストは、オリジナル曲では初となる“全員での楽器演奏”を披露した新曲『衝動 Never end』。人に寄り添い、背中を押すような歌詞、「平成感」を意識した疾走感あふれるバンドサウンドで、約2時間20分の公演を締めくくった。

次のページへ (2/2) 【写真】ライブのアザーカット
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