Da-iCE花村想太「舞台に立つ夢がかなった」 初の主演ミュージカル「RENT」
5人組ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE」の花村想太が初出演にして初主演するミュージカル「RENT」(11月2日~12月6日、日比谷シアタークリエ、日本版リステージ・アンディ・セニョールJr.)の制作発表が8日、東京・渋谷のTSUTAYA O-EASTで行われ、花村、平間壮一、CHEMISTRYの堂珍嘉邦、甲斐翔真ら20人のキャストが勢ぞろいした。
3度目ロジャー役の堂珍は「自分にとってターニングポイント」
5人組ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE」の花村想太が初出演にして初主演するミュージカル「RENT」(11月2日~12月6日、日比谷シアタークリエ、日本版リステージ・アンディ・セニョールJr.)の制作発表が8日、東京・渋谷のTSUTAYA O-EASTで行われ、花村、平間壮一、CHEMISTRYの堂珍嘉邦、甲斐翔真ら20人のキャストが勢ぞろいした。
本ミュージカルは90年代のニューヨークを舞台に、貧困、HIV、ドラッグ、同性愛などさまざまな問題に直面しながらも愛や友情、夢を信じて、今を懸命に生きる若者の姿を描く。1996年の初演以来ブロードウェイでは12年4か月のロングラン、世界16か国で各国版が上演され、2006年には映画化された。シアタークリエでは08年から上演し、6回目となる今回は新キャストを多数迎えて約3年ぶりの上演。映像作家を目指す主人公のマーク役は花村&平間、マークのルームメート、ロジャー役は堂珍&甲斐が務める。
会見に先立ち、劇中からキャスト陣が「シーズン・オブ・ラブ」「アナザー・デイ」「ホワット・ユー・オウン」のスペシャルバージョンを披露し、20名のキャストがマウスガードを付けながらフォトセッションと会見に臨んだ。
花村は「17年に初めて作品に触れ、ミュージカルの舞台に立ちたいと思った。その夢がかなった。命がけでやりたい」と意気込み。3度目のロジャー役の堂珍は「自分にとってターニングポイントになった作品。最後まで走り抜けたい」。新たにロジャー役に決まった甲斐は「初めてミュージカルのオーディションを受けてつかんだ役です。いろいろあって、幕が上がるか不安でしたが、みなさまの前に立てることが幸せ」と感慨深げ。
キャスト陣はコロナ禍の中、ミュージカルを上演できることに喜びを口に。花村は「ほかの仕事もあって、たくさんの回数けいこに入れるわけではないのですが、引き込まれる。その世界の力強さを感じますね。気を引き締めないといけないなと日々感じています」。甲斐は「ミュージカルは2本目。『RENT』は嘘が通用しない。個人個人はきつかったり、怖かったりもしますが、それがあってでき上がるものということを感じています。2020年にやる意味があるものと思って走り抜けたい」と話した。
けいこはコロナ禍で、演出家のアンディ氏が来日できない中、リモートでの演出が続いている。平間は「新鮮です。マスクをつけながら、ルールを守りながら頑張っている。今しかこういうけいこはできない。いつも以上にひとつになっています」。堂珍は「直接、演出家からけいこをつけられない中、経験者がそれを補えられればいい」と語っていた。
この模様はYouTubeの「TohoChannel」でも中継。その他のキャストは遥海、八木アリサ、加藤潤一、光永泰一朗、RIOSKE(COLOR CREATION)、上口耕平、フランク莉奈、鈴木瑛美子、宮本美季、吉田広大、ICHI、コリ伽路、奈良木浚赫、小熊綸、吉田華奈、吉原シュート。