≠ME、怒涛のノンストップ2時間半で7周年コンサート完走 飛躍誓う「8周年もそばにいてね!」

12人組アイドルグループ・≠ME(ノットイコールミー)が23日、神奈川・Kアリーナ横浜で7周年コンサート「≠ME 7th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」を開催し、昼夜2公演でのべ3万人を動員した。夜公演ではダブルアンコールまでおよそ2時間半、個性あふれる12人のパフォーマンスと巧みな演出で観客を魅了した。

7周年コンサートを開催した≠ME【写真:(C)YOANI】
7周年コンサートを開催した≠ME【写真:(C)YOANI】

「≠ME 7th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」で2公演3万人動員

 12人組アイドルグループ・≠ME(ノットイコールミー)が23日、神奈川・Kアリーナ横浜で7周年コンサート「≠ME 7th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」を開催し、昼夜2公演でのべ3万人を動員した。夜公演ではダブルアンコールまでおよそ2時間半、個性あふれる12人のパフォーマンスと巧みな演出で観客を魅了した。(取材・文=大宮高史)

 ≠MEは指原莉乃のプロデュースで2019年2月24日に結成され、尾木波菜・落合希来里・蟹沢萌子・河口夏音・川中子奈月心・櫻井もも・菅波美玲・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風・永田詩央里・本田珠由記の12人が在籍する。メモリアルなコンサートは中盤10曲を除いて昼夜共通のセットリストで進む。Overtureに続き、最新シングルの『排他的ファイター』で開演、疾走感あるサウンドにのってメンバー全員がステージに勢ぞろいする。センターの冨田を軸にしたクールなダンスとボーカル、黒と紺がベースのスポーティーな衣装で都会的な雰囲気を漂わせる。『天使は何処へ』では白い衣装をまとったメンバーの姿をスクリーンに映し出し、白い光線を多用した演出もあって、光と闇にたとえて二面性を表現した。

 そしてスクリーンをガラスに見立てて、冨田がガラスを割る演出から『最強のラブソング』がスタートすると、徐々に客席からコールが巻き起こっていく。『ヒロインとオオカミ』では曲のファンシーな雰囲気にのせてコールはさらに大きくなり、『す、好きじゃない!』でも思い思いにメンバー名がコールされて熱気が高まっていく。

 続くダンストラックから、「いろんなノイミーちゃんを見せていきますよ!」とメンバーの個性にフォーカスしたパートに突入、1人ずつソロでのダンスとともに決め台詞とポーズを披露する。そして蟹沢・櫻井と冨田が『薄明光線』で情熱的なボーカルを響かせれば、尾木・菅波・鈴木・谷崎による『♯おふしょるにっと』は私服衣装で甘い雰囲気を醸し出し、≠MEの楽曲の多彩さも印象付けていく。永田と本田の「しおみる」コンビは『2時半ろけんろー』でY2Kファッション風の衣装をまとって、軽快な歌とダンスを見せた。

客席からは大音量のコールが湧いた【写真:(C)YOANI】
客席からは大音量のコールが湧いた【写真:(C)YOANI】

 そして一旦暗転後、メインステージのセンターで白い衣装の冨田にスポットが当たると、客席からどよめきが起こり、河口・川中子・鈴木・蟹沢・冨田の『誰もいない森の奥で一本の木が倒れた音はするか?』が始まる。5人の歌唱力を活かしたメッセージ性の強いナンバーで、1万5000人のファンも聴き入って曲の世界観に引き込まれていった。

 メンバー1人ひとりの思いを収録した映像が流れたあとで、スパンコールをあしらった白い衣装で12人が登場して『想わせぶりっこ』を披露する。ファンシーなこの曲でステージはまた甘美な雰囲気に包まれ、SNS経由でヒットした『てゆーか、みるてんって何?』では、センターの本田へのファンの「みるてん」コールでメンバーとファンの熱気も増していった。かと思えば官能的なダンスチューンの『ワタシアクセント』ではセンターの永田を軸に情熱的なダンスで魅了し、永田は『2時半ろけんろー』からの振り幅の広さも印象付けた。続く『フロアキラー』でもセンターの落合がキレのあるダンスとキュートなキメ顔で魅了し、『君はスパークル』センターの川中子もソロパートで特に強い想いを込めた。そして冨田はソロ曲のしっとりとしたバラード『空白の花』を歌い上げ、「7周年本当にありがとう。これからも一緒に歩いてください」とファンに想いを伝える。ファンシーなポップスからバラードまで、≠MEの楽曲の多彩さを堪能してきたところで正統派のクリスマスソング『はんぶんこクリスマス』でステージは祝祭感に包まれた。

 2度目に流れた映像の中では、冨田がメンバーへの思いを11人のメンバーカラーに託して語っていく。そして『モブノデレラ』から後半パートにさしかかる。シンデレラのようなヒロインになれない“モブ”の心情を歌ったことで多くの人の共感を呼んだこの曲だが、MVのモノクロ衣装ではなくメンバーカラーをあしらった衣装で披露。迷いを振り切り、自らの個性を信じて歩んでいく決意表明にも見える仕掛けでファンの心をつかむと、鈴木の「後半戦も盛り上がっていくよ!」の煽りで始まった『神様の言うとーり!』、続く『きゅんかわ人生』ではファンとの距離感がさらに近づく。『まほろばアスタリスク』でも近距離で客席にレスポンスを振りまいた。

『ラストチャンス、ラストダンス』では冨田が「もっともっとみんなの声を聞かせて!」と叫び、この日最大級のコールが響き、鈴木や櫻井も伸びやかな歌声を響かせる。『≠ME』でメンバーとファンが一緒になっての「好きだ!」のコールで本編が終わる。

 MCを極力排したこの熱いライブの余韻の中で、スクリーンでは先刻のVTRの返事のように11人が冨田にメッセージを託す映像が流れる。アンコールに応えて『秘密インシデント』が始まると、バルコニーに登場するメンバーもいて上層階へも精一杯のレスポンスを送る。『「君の音だったんだ」』でも客席から大音量のコールが湧く一方で、『虹が架かる瞬間』は11人のパフォーマンスがステージを荘厳なムードに彩って8年目への希望をつなぐ。

 そして今年5月から7月にかけての初のアリーナツアー開催が告知されると、「まだまだノイミーちゃんへの愛をてんこもりにしてお待ちしてます。最後まで声出せるよね!」と鈴木が煽って『君と僕の歌』を全員で披露し、冨田も「8年目もそばにいてね!」と呼びかけた。

 リーダーの蟹沢は「Kアリーナって会場が円になってるから、みんなの声がすごくて、包まれるんです。すごく心がぐっときて、何度も涙がウルってなってしまって」と大きなコールを送り続けたファンへの感謝も伝える。「私たちには叶えたい夢がたくさんたくさんあって、皆さんと一緒なら絶対叶えられると信じているので、これからも最高の青春を味わっていただけますか!」と宣言し、ファンと思いを一つにした。なおもやまないダブルアンコールに応えて、メンバー全員でふたたび『≠ME』を披露し、熱狂の中でおよそ2時間のライブは幕を下ろした。

11人で8年目への希望をつないだ【写真:(C)YOANI】
11人で8年目への希望をつないだ【写真:(C)YOANI】

 ≠ME アリーナツアー2026は5月4日の東京ガーデンシアター公演から幕を開け、ツアーファイナルは7月17日・18日に横浜アリーナでの2Days開催となる。さらに昼公演ではフランス・パリで7月10日・11日に「Japan Expo Paris 2026」出演も発表された。

〇昼公演セットリスト
Overture
M.01 排他的ファイター
M.02 天使は何処へ
M.03 最強のラブソング
M.04 ヒロインとオオカミ
M.05 す、好きじゃない!
M.06 サマーチョコレート(鈴木・谷崎)
M.07 Marcato(落合・川中子・冨田・永田)
M.08 デート前夜レクイエム(鈴木・谷崎・本田)
M.09 カフェ樂園(蟹沢・冨田・永田)
M.10 ウルトラレアキッス(尾木・菅波・本田)
M.11 こちらハッピー探検隊(落合・河口・櫻井・永田・本田)
M.12 マシュマロフロート
M.13 このままでモーメンタリ
M.14 初恋カムバック
M.15 桃色デイブレイク
M.16 はんぶんこクリスマス
M.17 モブノデレラ
M.18 神様の言うとーり!
M.19 きゅんかわ人生
M.20 はにかみショート
M.21 まほろばアスタリスク
M.22 ラストチャンス、ラストダンス
M.23 ≠ME
-ENCORE-
EN.1 秘密インシデント
EN.2 「君の音だったんだ」
EN.3 虹が架かる瞬間
EN.4 「君と僕の歌」

〇夜公演セットリスト
Overture
M.01 排他的ファイター
M.02 天使は何処へ
M.03 最強のラブソング
M.04 ヒロインとオオカミ
M.05 す、好きじゃない!
M.06 薄明光線(蟹沢・櫻井・冨田)
M.07 ♯おふしょるにっと(尾木・菅波・鈴木・谷崎)
M.08 2時半ろけんろー(永田・本田)
M.09 誰もいない森の奥で一本の木が倒れた音はするか?(蟹沢・河口・川中子・鈴木・冨田)
M.10 想わせぶりっこ
M.11 てゆーか、みるてんって何?
M.12 ワタシアクセント
M.13 フロアキラー
M.14 君はスパークル
M.15 空白の花(冨田)
M.16 はんぶんこクリスマス
M.17 モブノデレラ
M.18 神様の言うとーり!
M.19 きゅんかわ人生
M.20 はにかみショート
M.21 まほろばアスタリスク
M.22 ラストチャンス、ラストダンス
M.23 ≠ME
-ENCORE-
EN.1 秘密インシデント
EN.2 「君の音だったんだ」
EN.3 虹が架かる瞬間
EN.4 「君と僕の歌」
(ダブルアンコール)
EN.5 ≠ME

○≠ME アリーナツアー
2026年5月4日:東京・東京ガーデンシアター
2026年5月16日:兵庫・神戸ワールド記念ホール
2026年5月30日:広島・広島サンプラザホール
2026年6月27日:宮城・ゼビオアリーナ仙台
2026年7月17日、18日:神奈川・横浜アリーナ

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