林翔太&北川拓実、W主演ミュージカル開幕 北川は“少年忍者”終了後初舞台「大きな挑戦」

俳優の林翔太と北川拓実が20日、東京・新国立劇場で行われたミュージカル『ラパチーニの園』(20日より同所で公演)のコメント取材会に、共演の宮澤佐江、珠城りょう、石井一彰、別所哲也とともに出席した。

『ラパチーニの園』取材会に参加した北川拓実(左)と林翔太【写真:ENCOUNT編集部】
『ラパチーニの園』取材会に参加した北川拓実(左)と林翔太【写真:ENCOUNT編集部】

北川は“少年忍者”終了後初舞台

 俳優の林翔太と北川拓実が20日、東京・新国立劇場で行われたミュージカル『ラパチーニの園』(20日より同所で公演)のコメント取材会に、共演の宮澤佐江、珠城りょう、石井一彰、別所哲也とともに出席した。

 本作は、19世紀アメリカの作家ナサニエル・ホーソーンの短編小説「ラパチーニの娘」を原作とした、韓国発のオリジナルミュージカルで、現代社会で話題となる、愛の名の下に起こる「抑圧」と「暴力」、そして社会的偏見が残した「傷」を真正面から探求した作品。それぞれの「愛のかたち」に向き合う登場人物の心の動きが、美しい音楽と共に、観客の心へ深く響き、愛の本質を問う作品として注目されている。

 真の美しさを求める芸術家を志す青年ジョヴァンニ役をダブル主演・ダブルキャストで務める林と北川は、初日を直前に迎えての心境を尋ねられると、北川は豪華共演者との共演、そして先輩の林とのダブル主演という点でプレッシャーを感じていたことを明かした。

「立ち稽古が始まって、1か月後の自分ってどうなっているんだろうって不安に思ったりもしたんですけど、今日ここまで来られてすごく安心していますし、早く皆さんに届けたいなという気持ちでいっぱいです」と吐露し、「僕個人としては、グループ活動(少年忍者)を終了してから初めてお客様の前に立つステージということで、僕にとってこの作品は大きな挑戦にもなっているので、ジョバンニとしてこの作品の中で生きて、届けられるように駆け抜けたいと思います」と言葉に力を込めた。

 一方、別作品の影響で稽古に途中参加したという林は「稽古期間が短かったのですごく不安でしたし、拓実の稽古動画を最初に見た時から『明日、初日でよくない?』っていうぐらいの完成度だったので、すごく焦っていました」と打ち明けた。

 途中合流でも温かく迎え入れてくれたカンパニーに感謝し「僕も安心して皆さんの胸を借りながら稽古できたので、ようやく初日を迎えて、皆さんにこの作品を届けられるということで、ホッとするのと同時に『ここから千秋楽まで走り抜けていかなきゃな』と思っています。実力を持った共演者の方々と一緒にステージに立てるのがうれしいので、この時間を噛み締めながら最後まで頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 また、稽古時のエピソードを聞かれた北川は、立ち稽古合流初日の林の演技に圧倒されたそうで「『僕じゃ無理だ』と思うくらい上手すぎて、プレッシャーでその日泣きそうになって、稽古場の着替え室で1人で『わーっ!』ってなっていたら、石井さんが俺の様子を察したのか、肩をポンと叩いて黙ってうなづいて、『お菓子とか食べなよ』って気遣ってくれて、すごく救われました」と感謝し、「今は僕も早くジョバンニをやりたいという気持ちでいっぱいですし、この稽古期間ですごく成長できたなって思います」と充実した表情を浮かべた。

 一方、林も石井についてのエピソードがあるそうで「役作りがいい意味でひどくて(笑)、そんな役作りをして本気でぶつかった時に、演出家さんがこの言葉を言っているのを初めて聞いたんですけど、『鼻につくね』って言われていたのがすごく面白くて(笑)。でもそれくらい濃いキャラ作りをちゃんとされていたということなので、僕もいずれ演出家さんに『鼻につくね』と言われるようになりたいと思います(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑った。

次のページへ (2/2) 【写真】林翔太と北川拓実、劇中衣装での全身カット
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