中島哲也監督、ハラスメント事実確認されず…和解成立 公開延期の映画『時には懺悔を』製作委員会がヒアリング結果を公表
映画監督の中島哲也氏による過去作でのハラスメント報道を受けて公開延期していた映画『時には懺悔を』の製作委員会は13日、第三者によるヒアリング結果を公式サイトで発表。中島監督による出演者への「露出を強要した」などの事実は確認されなかったと報告した。

公開については改めてアナウンス予定
映画監督の中島哲也氏による過去作でのハラスメント報道を受けて公開延期していた映画『時には懺悔を』の製作委員会は13日、第三者によるヒアリング結果を公式サイトで発表。中島監督による出演者への「露出を強要した」などの事実は確認されなかったと報告した。
「中島監督過去作品の事象調査についてのご報告」と題して、サイトを更新。「2025年4月28日に発表いたしました映画『時には懺悔を』の公開延期以降、中島哲也監督の過去作品において生じた事象について、『時には懺悔を』製作委員会は、第三者の立場から、当時の関係者へのヒアリング等を中心とした調査を実施してまいりました」とこれまでの経緯を報告した。
「その結果、今回の調査とA子様との対話を通じて把握した事実関係からは、中島監督が、意図的にA子様との編集に関する約束を履行しなかった事実、ならびに露出を強要したと認められる事実はいずれも確認されませんでした」と伝えた。
さらに本作の製作委員会により、A子さんと中島監督の対話の機会を設けたとした上で、「双方が率直に認識のすり合わせを行う中で、監督より、A子様とのコミュニケーションが十分ではなかった点、特に編集作業において直接確認をしなかった点など、監督としての配慮が至らなかった点について謝罪がなされました。これを受け、最終的に双方の間で和解が成立したことを確認いたしましたので、ご報告いたします」と記した。
また、今回の調査はあくまで任意であったことから「一部の関係者からの十分な証言が得られず、原因を特定するには至ることができなかったため、すべての事実関係を解明することには限界があったことも付言させていただきます」と説明した。
その上で、同委員会は「今回、映画『時には懺悔を』制作現場では、出演者およびスタッフに対し、ハラスメント防止、適切な情報共有、インティマシーコーディネーターや心理カウンセラーの導入による身体的・精神的ケアなど十分に配慮した体制のもとで制作を進めました。特に障がいのある出演者に対しては専任のスタッフと付き添いの親族の方達の意見を聞き、撮影環境作りには細心の注意を払い、一緒に作品を制作いたしました。私たちは、中島哲也監督の過去作品において生じた事象を重く受け止め、すべての関係者が安心して制作に参加できる環境を守り続けるため、今後も日々改善に努めてまいります」と結んだ。
なお調査結果を受けて、本作の公開については「改めてお知らせいたします」としている。
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