ソニン「まさか私が女優業をやると思ってもみなかった」芸能生活20年を振り返る
歌手、女優として幅広く活躍するソニンがENCOUNT編集部のインタビューに応じた。10月18日で芸能活動20周年を迎えるが、当日は東京・日本橋三井ホールでの「SONIM’s 20th ANNIVERSARY LIVE」をオンライン配信する。Abema TV「17.3 about a sex」(配信中)では久々にドラマ出演を果たし、11月にはミュージカル「ビューティフル」も控えるソニンが過去、今、未来を語った。
単独インタビュー、芸能生活20周年…過去、今、未来を語った
歌手、女優として幅広く活躍するソニンがENCOUNT編集部のインタビューに応じた。10月18日で芸能活動20周年を迎えるが、当日は東京・日本橋三井ホールでの「SONIM’s 20th ANNIVERSARY LIVE」をオンライン配信する。Abema TV「17.3 about a sex」(配信中)では久々にドラマ出演を果たし、11月にはミュージカル「ビューティフル」も控えるソニンが過去、今、未来を語った。
――20年を迎える気持ちはいかがですか?
「短かったな、いろいろ経験したなと思います。私にとっては15年も20年も3年も同じぐらいの感覚。区切りがあるから20年というだけという感覚。20年間で、パフォーマンスの形も変わっています。そんな中、私のことを応援し続けてくださるのは本当に愛情を感じるし、すごい方たちだなって思います。よくついてくださったな、と感謝しています」
――アニバーサリーライブはどんなものになりますか?
「今まで応援ありがとうございます、これからもよろしくお願いしますっていうライブにしたいので、私の歴史を振り返るような形です。あまり歌ったことない曲、自分の持ち歌、自分のやってきた役の曲を中心に展開していきます。20年間のみんなの人生と一緒に祝杯できたらという気持ちです。この状況なので、できることが限られていますが、特別感、お祝いができればなと思って、いろいろと練っています」
――コロナ禍での20周年ですね。
「今、舞台だけではなく、ライブを中止にした方も多いですから……ライブができることに感謝したいです。こんなことって滅多にないから、逆に心に残る20周年になるんじゃないかな」
――コロナ禍の中ではYouTubeも再開されました。
「5年間投稿していなかったんですけど(笑)、家にいて何もしない事を続けるわけにはいかないと思ったんです。マネジャーと会えない中で打ち合わせして、自分とマネージャーで全部やるもんだから、時間がかかりましたし、本当に苦戦しました。改めて、私はプロフェッショナルの人たちにサポートされて、仕事ができているんだと感じました」
――「EE JUMP」としてデビューし、音楽のソロ活動を経て、女優業、演劇の世界へ。本当にいろんな変化がありましたが、転機は?
「芝居はドラマ(『高校教師』)から始めましたけど、その時はまさか私が女優業をやると思ってもみなかったんです。映像も楽しくやっていましたが、やっぱり演劇との出会いは大きいです。ストレートプレイ(04年の『8人の女たち』)から始めましたが、次第にミュージカルの出演も多くなりました。自身も演劇の魅力を感じ、周りからも『合っているね』と言われました。演劇もしっかりやりつつ音楽やテレビ、映像を両立するのが当時は難しくうまく出来なくて。演劇はすごく早くに決まり、けいこ期間も長い。違う時系列で動くものですから。それで、舞台に絞って集中するようになりました」