「本当にひどい」「許せない」点字ブロックを剥がして池に投げ込み…SNSで批判殺到、市は警察に相談

遊歩道に設置された視覚障がい者用の点字ブロックを剥がし取り、池の中に投げ込む様子を収めた動画がSNS上で拡散、批判の声が殺到している。動画の撮影場所とみられる越谷市の担当者は「警察にも相談の上対応を協議しております」と話している。

視覚障がい者用の点字ブロック(写真はイメージ)【写真:写真AC】
視覚障がい者用の点字ブロック(写真はイメージ)【写真:写真AC】

刑法の器物損壊罪にあたり、3年以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられる可能性も

 遊歩道に設置された視覚障がい者用の点字ブロックを剥がし取り、池の中に投げ込む様子を収めた動画がSNS上で拡散、批判の声が殺到している。動画の撮影場所とみられる越谷市の担当者は「警察にも相談の上対応を協議しております」と話している。

「悪質すぎるからみんな拡散通報してくれ。視覚障がい者用点字ブロックを剥がしてフリスビーにされて湖に捨てられてる。炎上売名目的でやってるらしい」

 今月4日、SNS上で拡散した動画では、階段前の遊歩道上に設置された点字ブロックを剥がし取り、フリスビーのように回転をかけて池の中に投げ込む様子が収められている。

 動画の拡散と通報を促したのは、普段生配信やYouTubeなどで活動しているという配信者の猫こねこ@渡部(@gesgest121)さん。問題の動画は、配信中に視聴者からダイレクトメッセージで提供されたものだといい、「注意喚起の目的で投稿しました」と投稿の意図を語る。

「撮影場所は越谷レイクタウンにある大相模調節池と言われています。炎上売名目的での投稿のようです。最近ではインターネットの拡散から警察が動くと言うことも多くなってきているので、警察が動いてくれたら良いなと思います」

 視覚障がい者が生活していく上で、なくてはならない点字ブロックを破損する行為に、ネット上では批判が殺到。「これは本当にひどい」「悪質極まりない」「身近に視覚障害の知り合いがいるのでこれはほんとに許せません」「一歩間違えれば命を落とす危険性がある」「悪ふざけにしても許せませんね」「やっていいことと悪いこともわからないのか」など、厳しい声が相次いでいる。

 点字ブロックを故意に破損させる行為は、刑法の器物損壊罪にあたり、3年以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられる可能性がある。また、破損により視覚障がい者が転倒・けがをした場合には、民事上の損害賠償責任が生じることもある。

 越谷市の担当者は、ENCOUNTの取材に「動画の内容については市の方でも把握しており、現在警察にも相談の上対応を協議しております」としている。

次のページへ (2/2) 【写真】批判が殺到した動画の一部
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