新幹線で座席間違えた外国人男性 動かず占領、「お前は失礼な女だ」娘連れた母に暴言…ネット怒り
新幹線の指定席を予約していたのに、見知らぬ外国人男性が座っていた。しかも、1人で3席を使っている状態だ。自分が間違えたかと思ったが、座席は確かに合っている。娘を連れた日本人女性が確認のため英語で話しかけると、「ここは僕の席」と言い張って聞かない。外国人男性のチケットは自由席だったのだが、移動するようお願いすると、どんどん不機嫌になり……。「お前は失礼な女だ」と暴言を吐かれてしまったという。らちが明かず、「本当に最低最悪でした」。当事者の女性に詳細を聞いた。

「3席占領して座っていました」 去り際にも暴言
新幹線の指定席を予約していたのに、見知らぬ外国人男性が座っていた。しかも、1人で3席を使っている状態だ。自分が間違えたかと思ったが、座席は確かに合っている。娘を連れた日本人女性が確認のため英語で話しかけると、「ここは僕の席」と言い張って聞かない。外国人男性のチケットは自由席だったのだが、移動するようお願いすると、どんどん不機嫌になり……。「お前は失礼な女だ」と暴言を吐かれてしまったという。らちが明かず、「本当に最低最悪でした」。当事者の女性に詳細を聞いた。
女性はオーストラリアで結婚して現地在住30年の日本人。英語が堪能で、3人の娘を育てている。今回の座席トラブルは、一番下の娘を連れて日本に一時帰国をしていた際の出来事だという。
「実家に帰省した後に東京に観光するために乗った新幹線です。指定席を買ったのですが、自分の席に行くとすでに外国の方が座っておられました。白人の30代前半ぐらいの男性です。最初は私が間違えたのかもしれないと思ったのですが、確認したらやはり私の席でした」
英語で自分の席であることを伝えたが、「彼は『ここは自分の席だ。座席番号も合っている』とチケットを見せてきました」。そのチケットは自由席だった。「その旨を説明したのですが、自由席と指定席の区別がついていないようでした。それに、3人がけの座席だったのですが、その人は真ん中に座っていて両側の座席には大きめのリュックサック、小さなスーツケースを座席に置き占領していました。後ろの席にはその人の友達が同じように3席占領して座っていました」
目を疑う光景。女性は驚きながらも丁寧に説明を重ねていった。「座席の付近の壁に指定席車両と英語で書いてあるのを指さして、ここはあらかじめ予約した人しか乗れないことを説明したら、『じゃあ僕はどこに行けばいいのか』と聞かれました。私は娘と2人でいてとりあえず座りたかったので、『それは自分で探してください』と伝えました」
すると外国人男性はみるみる不機嫌になり、「僕が間違っているのかもしれないけど、失礼な態度を取らなくてもいいのでは?」と言ってきたという。
女性は引かずに説得を試みる。「私からは、とにかくここはあなたの席ではないし私は子どもを連れてるから早くどいて座らせてください、と伝えました。それでも、荷物を動かす気配も立ち上がる気配もまったくない状態でした。その状態のまま『ここがこの席ではないならどこに行けばいいのか教えろ』と言われたため、それは私の問題ではないからとにかく早くどくように伝えました」
ここからありえない展開に。「『お前は失礼な女だ』と座ったまま悪態をついてきて、『ビッチ』と暴言を吐かれました。そこにたまたま車掌さんがすれ違ったため、暴言を吐かれたこと、私の座席に座っているのにどいてくれないことを伝えたら仲裁に入ってくれました」。最終的に、外国人男性は車掌と女性乗務員に促され立ち上がった。それでも去り際に「バカ、失礼な女、ビッチ」と立て続けに攻撃的な言葉を浴びせてきたという。
自由席券なのに頑として譲らなかった外国人男性の言動。女性は「最初は勘違いだったと思うのですが、間違いだと気付いた後も立ち上がる気配はなく意図的に移動する様子はありませんでした」と振り返る。
さらに、「私が英語を話せないと思ったので言いくるめられると思ったのだと思います。日本人、特に女性は言い返してこないと思ったのだと感じました。英語で強く言えばそれ以上逆らってこないと思っていると感じました。私はオーストラリアの生活が長く、若い時に移住したので英語はネイティブです。最初私が英語で話し出した時に、彼は少し驚いていました。私が強い態度に出てくることを予測していなかったのかなという感じです」と、自身の考えについて明かす。
「指定席や自由席、特大荷物置き場の予約方法など分かりにくいのも事実」
女性はXアカウント ケイティ(@katysis82)で報告。「これが迷惑外国人か。ホントに最低最悪だった」と嘆きの思いをつづった。ネット上では「うわぁ…どういう神経なんだろうか!?」「なんでこっちがストレス溜めないといけないの?」「それはかなり災難でしたね」「迷惑行為はもううんざりです」と、驚がくの声が上がった。
また、「毅然と対応できたの偉い」など女性への行動への称賛に加えて、「私も先日、子供とトイレに行って数分後に戻ったら知らない外国人が座っていました… 荷物も置いてあるのになぜ?と思いました」「新幹線に乗ると西洋人の家族が私達の指定席に座っていました。皆、体格が良くてタツゥーが入ってる若者も居て怖かったのですが 『Sorry Excuse Me』と相手は言いながら 直ぐに席を立ってくれました」といった新幹線トラブルの体験談も寄せられた。
過去最高レベルのインバウンド需要に沸く一方で、新幹線や公共交通機関において荷物トラブルやマナー違反の報告が相次ぐ。鉄道・観光業界による、ルール周知のより有効な対策が求められている。ただ、海外客への偏見に結び付けることはあってはならない。
女性は改めて考えることがあったといい、「オーストラリアは移民の国でこちらも同じような課題があります。私自身も移民であるため、反対するつもりはありません。しかしやはりコントロールはすべきだと思っています。受け入れに関してもある程度の日本語を話せること、日本の文化や一般的な常識、一般的な法律などテストをクリアしなければいけないなど、何かしらのルールを設けるべきではないかなと思っています」
そのうえで、外国人観光客に向けてより分かりやすい鉄道システムの改善を提案。「今回の新幹線の出来事で思ったのですが、車掌さんがどこにいるか把握できないし、助けを求めたくても誰にどのように助けを求めればよいのか知ることができず、すごく困りました。指定席や自由席、特大荷物置き場の予約方法などが分かりにくいのも事実だと思います。外国に旅行に来ているので、分からないことが多いのも当然だと思います。予約する際にそういったことがより明確に理解できるようなシステムができると、トラブルも減るのではないかと思います」と結んだ。
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