参政党・神谷代表、全国190人擁立で“第3極”宣言 連立入りも…「議席だけ持って『野党です』は無責任」
衆院選が27日、公示された。参政党は神谷宗幣代表と吉川りな副代表、東京選挙区の候補総勢30人が東京・丸の内に集結。第一声後の囲み取材では、神谷代表の口から「連立入り」の可能性が示唆された。

東京選挙区の候補総勢30人が東京・丸の内に集結
衆院選が27日、公示された。参政党は神谷宗幣代表と吉川りな副代表、東京選挙区の候補総勢30人が東京・丸の内に集結。第一声後の囲み取材では、神谷代表の口から「連立入り」の可能性が示唆された。
吉川副代表のあいさつ後、マイクを受け取った神谷代表は「参政党にとっては4回目の(国政)選挙。今回は全国、北は北海道から、南は沖縄まで、全ての県に候補者を立てました。合計190名です。自民党、中道(改革連合)に次いで3番目の規模ではないかと思います」と総力戦に意気込み。「日本を動かす政権の一角に、しっかりと参政党を入れて行こうじゃないですか」と訴えた。
政策については、あらためて基本方針として「反グローバリズム」「移民政策反対」を明言。「これは排外主義ではありません。排外主義ではありませんが、移民の方の受け入れには猛反対です。我々は外国人が嫌いだからとか、そういうこと言っているのではありません。ただただお金のためだけに来て、自分たちのやり方を通そうとするような人たちは困るんです。移民を入れない方が国が安定し、経済が回るんです。そうなるように国を作っていけばいいんです」と主張した。
また、経済政策としては段階的な「消費税減税」を掲げ、「一番経済の足を引っ張ってるのは消費税ですよ。今経済が回ってないんだったら減税。なんで景気が悪いのに一般庶民や貧しい人や赤字の企業からも税金を絞り取るんですか。そんなことしたら、若い人たちの所得も上がらず、結婚ができず、人口が減るんじゃないですかね。人口が減るから外国人移民が必要になるんでしょ。だから税制が悪いんですよ」と移民問題と結びつけて論じた。
政府が検討する「食品のみ2年間の消費税ゼロ」という方針については「本気でやる気はありません。うやむやにする気ですよ。選挙の時だけの消費税減税だから。だから制度設計がきちっとできてない」とし、「自維政権に対抗して中道改革連合もできたでしょ。立憲も公明も単独じゃ勝てないと思ったから協力したわけですよ。でも中身グダグダ、政策全然まとまってないでしょ。あそこに任せるんですか」と他党にも毒ガス。「失われた30年を作ってきたのは自民党であり立憲であり公明党でしょ。自維vs中道みたいな、そんなの悪魔の選択ですよ。この2択だったら日本に未来はない。だから私は190人の候補者を立てて、参政党を第3極にしようとしたんです。第3の選択肢、今回は参政党です」と声を張り上げた。
演説後に行われた囲み取材で、神谷代表は「全体で30(議席)。小選挙区を頑張らないといけないなと思っている。30のうち3~4くらいは小選挙区で、後は比例」と選挙戦の目標を提示。各党との方針については「討論会で見ていただいたように、例えば消費税を下げるということであれば、れいわ(新選組)さんとか共産党さんとか、法人税を上げるというところで(協力できる)。一方で、国防のところは全然合わないんで、そういうところうは維新さんとか国民さんとか自民さんと組んでいかないといけない。政策ごとにどっちとも協力していきたい」とした。
その上で、記者から「政権の一角」という発言の真意や選挙後の与党連立入りの可能性について問われると「獲得議席を見て考えていきたい。議席をたくさんいただくってことは、それだけたくさんの責任があるということ。議席だけ持っておいて、『我々は野党です』というようなことでは無責任だと思いますので。たくさんの信任をいただけるのであれば、当然、自民側も力を貸してくれというのがあると思う。それが来た時には我々の政策をぶつけて、協定が進められれば協力するということは当然考えます」と含みを持たせた。
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