渡辺謙、沢口靖子と『独眼竜政宗』以来約40年ぶり共演 娘役から幼なじみの役に「大人になったね」

俳優の渡辺謙が26日、都内で行われた映画『木挽町のあだ討ち』(2月27日公開、源孝志監督)の完成披露舞台あいさつに、沢口靖子とともに登壇。約40年ぶりに共演した感想を語った。

舞台あいさつに登壇した渡辺謙【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した渡辺謙【写真:ENCOUNT編集部】

映画『木挽町のあだ討ち』

 俳優の渡辺謙が26日、都内で行われた映画『木挽町のあだ討ち』(2月27日公開、源孝志監督)の完成披露舞台あいさつに、沢口靖子とともに登壇。約40年ぶりに共演した感想を語った。

 同作は「第169回直木賞」「第36回山本周五郎賞」をダブル受賞した永井紗耶子氏の同名時代小説を原作に映画化。芝居小屋を舞台に、仇討ちの裏に隠された真実を描いており、2025年には歌舞伎として上演され話題を呼んだ。

 渡辺は、芝居小屋「森田座」で謀略を巡らせる立作者・篠田金治を、沢口は17歳にして武士の掟「仇討ち」の使命を背負った美しき若侍・菊之助(長尾謙杜)の母・たえを演じている。2人が共演するのは、1987年に放送された大河ドラマ『独眼竜政宗』以来で、約40年ぶり。沢口は、政宗演じる渡辺の娘役として出演しており「約40年ぶりにご一緒させていただきました!」という沢口のコメントには、観客から驚きの声が上がっていた。

 渡辺が「大人になったね」と声を掛けると、沢口は「ありがとうございます!」とにっこり。続けて「今や世界に誇る謙さんとご一緒するのはプレッシャーがありましたが、撮影の合間には謙さんから気さくに話しかけてくださり、親子から幼なじみで元許嫁という間柄にぐっと距離を縮めることができました」と声を弾ませた。沢口とのシーンが「初日だった」という渡辺は、同じく「緊張しましたよ」とコメント。これに、沢口は「ええ! 謙さんでも緊張されるんですね」と驚いていた。

 この日は、同作のセットに関する話題も上がった。担当したのは東映京都撮影所だ。セットの感想を聞かれた渡辺は「残念ながら、スケールでいうと『国宝』のほうがすごかったんです。本当の歌舞伎座でしたから」と打ち明けるも、「ただ、言っておきたいのは、これは江戸時代です。『江戸時代の歌舞伎ってこうだったよな』っていうイメージの劇場を作っていただけた。袖や楽屋、小道具部屋など全てきちんと飾って作っていただいた。ここで生活をして、小屋を運営して芝居をやっているんだってイメージがすぐ入ってくるセットでしたね」と称賛した。

 また、イベント終盤には、同作の内容と絡め「成し遂げたいこと」を尋ねられていた。渡辺は「成し遂げたいことではないですが」と前置きをし、「一昨年から去年にかけて人生最大に一生懸命仕事をしちゃったので、今年はちょっと堕落した大人になりたいってのが目標です(笑)。あまり大きな声では言えないですが、のんびり並足でやりたいと思っています」と胸中を明かした。

 舞台あいさつには、柄本佑、なにわ男子の長尾謙杜、北村一輝、瀬戸康史、滝藤賢一、高橋和也、正名僕蔵、山口馬木也、イモトアヤコ、源孝志監督も出席した。

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