「あと2試合」所英男の引退ロードを青木真也が大胆予想 飛び出した対戦相手の名前

格闘技イベント「RIZIN.52」(3月7日、東京・有明アリーナ)のカード発表会見が23日、都内で行われた。所英男(48)と鹿志村仁之介(24)の24歳差の対戦カードが決定。会見後、2人をよく知る青木真也に電話をかけた。

所英男(左)と鹿志村仁之介【写真:(C)RIZIN FF】
所英男(左)と鹿志村仁之介【写真:(C)RIZIN FF】

鹿志村仁之介との“24歳差マッチ”独自分析「危ないストライカーはぶつけられない」

 格闘技イベント「RIZIN.52」(3月7日、東京・有明アリーナ)のカード発表会見が23日、都内で行われた。所英男(48)と鹿志村仁之介(24)の24歳差の対戦カードが決定。会見後、2人をよく知る青木真也に電話をかけた。(取材・文=島田将斗)

 会見で鹿志村は所との対戦オファーへの率直な心境を吐露。「冗談で青木選手から『所とやったらいいじゃん』って言われたことがありまして……」と明かした。

 この話を問うと青木はまず「ありがとうございます」と名前が出たことに感謝。「所と鹿志村の2人がいて『試合いつですか?』みたいな話をしてるから、『だったら所さんとやってもらえばいいんだよ』ってからかったんだよ」と明るい声色で振り返る。

 勝負論的な話を聞こうとしたところで「なんでこの組み合わせか分かる?」といきなり青木から問われた。

 鹿志村が生まれる前から所はリングで戦っている。“世代交代”の文字が安直ながら浮かんだと答えると青木は「何言ってんだよ」と呆れ、このマッチメイクへの持論を展開した。

「分かりやすく言うと48歳とか49歳になろうとするおじさんに危ないストライカーはぶつけられないでしょ。なおかつグラウンドでも、押さえ込んで極めるやつはぶつけられない。試合が回らなくなっちゃうじゃないですか。だから攻防ができる相手との試合を考えたときに『所―鹿志村』しかねぇかなと。最適解だと思います」

 会見で鹿志村はこのタイミングで所に触れられることに敬意を示していた。このベテランやレジェンドに「触れておきたい」という感覚について青木が明かす。

「まず1つは思い出として触れておいたほうが絶対いいじゃないですか。あとはこれができるかどうか分かんないですけどレガシーを引き継げたほうが一番いいっすよね。でも、大抵のやつがレガシーを引き継げないと思う。所英男は勝っても負けても相手にレガシーを引き継ぐことができないのが可哀想だなとは思います」

 さらにこう続けた。

「いまは引き継いだ側がそれを大事にできないでしょ。勝った後に『あの試合が』って言ってくれる人がいない。俺は自分がやってきた試合を言い続ける。『引き継いだ流れなんだ』『文脈があるんだ』みたいなことをやってくれる、大事に思ってくれるか、まぁ難しいっすよね」

 所からは引退試合をRIZINで行いたいとい意思と「あと2試合」という言葉も出た。青木は「2試合。多分最後は(山本)アーセンとやりたいと思ってると思う。絵の描き方的に『KID』ってものが大きいんでしょう」と所が10年以上、山本“KID”徳郁を追い続けてきたことに触れた。

 しかし。ここにあまりピンとは来ていないようで「そこは血統じゃないというか、アーセンは山本KIDじゃないでしょって思っちゃう」と口にした。

 そして最後に「怪我もしてほしくないし、頑張ってほしいと思う。でも僕も48、9歳でやってんのかなと思う怖さがありますね。ヤングライオンとやらされるのは嫌ですよね…」とこぼした。

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