格闘家の那須川天心が3日、公式YouTubeチャンネルを更新。「キックボクシング世界王者、フリーキック(FK)の飛距離ヤバい説」を唱え、サッカーのFKに挑戦し、驚きの結末を迎えた。

　キックボクシングRISE世界フェザー級王者の那須川が「格闘家のフリーキックはどこまで飛ぶの?!」という企画にチャレンジ。キック力のみで、どこまでボールが飛ぶかにチャレンジした。

「体験でやったことあります。けどキーパーでした」とサッカー経験を語る那須川は、試しにリフティングを行うもわずか1回で失敗。苦笑しながらも「パワーだけはあるから」と自信をのぞかせる。

　飛距離はバウンドする前の着地点で計測。20代前後の平均は57メートルというなか、最初の挑戦は29メートル40センチに終わった。「中学生と小学生の間」という結果を伝えられると、那須川は「ショックだわ」と肩を落とす。2回目は31メートル90センチと伸びたが、それでも中学生の平均38メートルを下回った。

　そこで、那須川はサッカー経験者にレクチャーを受けてキックの仕方を学び、満を持して3度目のチャレンジ。飛躍的に数字が伸びると思われたが、まさかの15メートルに終わった。驚きを隠せない様子の那須川は「浮いているボールだったら……」とリクエストし、見事なハイキックを披露。「これは格闘技の感覚と一緒」と満足気な笑みを浮かべたが、最終的に「サッカー選手はすごい」という結論に達していた。