「予想を裏切るってレベルじゃない」 最終回が衝撃的だったアニメ3選

視聴者へ衝撃を与える作品は良くも悪くも話題に上がりやすい。特に、最終回で予想外の展開を迎えたり、主人公が死亡したりした作品は、驚きや感動とともに語り継がれていくものだ。なかでも最終回で視聴者にインパクトを与えた作品を振り返っていこう。

最終回で予想外の展開を迎えたアニメを紹介(写真はイメージ)【写真:写真AC】
最終回で予想外の展開を迎えたアニメを紹介(写真はイメージ)【写真:写真AC】

想像を絶する展開に呆然

 視聴者へ衝撃を与える作品は良くも悪くも話題に上がりやすい。特に、最終回で予想外の展開を迎えたり、主人公が死亡したりした作品は、驚きや感動とともに語り継がれていくものだ。なかでも最終回で視聴者にインパクトを与えた作品を振り返っていこう。

(※以下、ネタバレとなる記述があります)

 まずはカートゥーンアニメを彷彿とさせる絵柄ながら、毎回放送ギリギリの下ネタが飛び交う『Panty&Stocking with Garterbelt』だ。同作は素行不良の2人の天使・パンティとストッキングが落第を免れるために、ゴーストを倒した際に得られる「ヘブンコイン」を集めるストーリーだ。

 終盤では、パンティたちと敵対する悪魔勢力によって封印された究極のゴーストが復活する。この危機はパンティとストッキングの活躍はもちろん、彼女らが「ママ」と呼ぶ存在が危機を食い止めて街に平和が訪れた。

 誰もがこのまま終わるかと思ったが、突如ストッキングがパンティを666個に切り刻む。そして、なんと「ごめんなさい、私本当は悪魔なの」と驚くべき事実を告げ、「TO BE CONTINUED IN NEXT SEASON」という文字とともに幕が閉じられたのだ。

 この展開には視聴者から「予想を裏切るってレベルじゃない」「今年一番驚いた」などの声が寄せられた。なお、続編を匂わせる終わり方だったもののファンの間ではギャグとして受け入れられ、続編は作られないと思われていたようだ。結果的には、新作が2025年に放送されることとなったが、「放送決定」の発表時には大きな話題を呼んでいた。

 同じように最終回の衝撃展開が魅力の作品として、少女漫画の金字塔にして近年アニメ化された『BANANA FISH』も忘れられない。同作は日本人大学生の奥村英二とストリートギャングのボスであるアッシュ・リンクスが、「バナナフィッシュ」という薬物をめぐる抗争に巻き込まれるストーリーだ。

 多くの仲間が犠牲になるなか、最後の戦いを経てアッシュは生き残り、バナナフィッシュは消失してしまう。戦いが終わった後、アッシュは親友の英二とは生きる世界が違うと距離を置くが、英二からの手紙に心を動かされて彼に会いに行く。しかし、その途中でストリートギャングのラオに刺され、たどり着いた図書館でひっそり息を引き取るのだ。

 この悲しい結末には「最後が衝撃的すぎて泣けた」「アッシュの穏やかな死に顔が忘れられない」と涙を流すファンが続出した。原作漫画作者の吉田秋生氏も「読者の手紙でイチバン多かったのは?」という問いに対し、「アンタ(アッシュ)を殺さないでってやつ」と答えている。アッシュは多くのファンから生存を請われるぐらい愛されていたのだろう。

 最後に取り上げるのは、最終回で不穏なラストを迎えた『オッドタクシー』だ。巧みな伏線回収を見せて話題になったが、ファンからはラストが怖いとの声もあがっている。

 平和な日常を送っていた個人タクシー運転手の小戸川は「練馬区女子高生失踪事件」に巻き込まれたことをきっかけに平和な日常が壊れてしまう。複数の事件が複雑に絡み合うなか、終盤ではそれまでに張り巡らされた伏線が回収されていくものの、真犯人はなかなか明かされないままストーリーは進んでいく。

 ようやく真犯人が判明するのは、最終回のラストだ。ラストでは真犯人が判明したところで、真犯人は小戸川のタクシーへ乗り込み、不気味な笑みを浮かべたところで本作は幕を閉じるのだ。

 この終わり方には「ラストが衝撃的すぎて鳥肌が立った」「ラスト2分がホラーすぎる」と、賞賛しつつも怯える声も少なくない。なお、この続きは劇場版のエピローグで描かれているので、気になる人はVODで見てみるといいだろう。

 上記の3作品は、驚愕の最終回を迎えて放送中に大きく話題になった作品だ。視聴者の心に残る作品は面白さだけでなく、いい意味で期待を裏切るような衝撃が必要なのかもしれない。

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