“死亡フラグ”回避でファンを沸かせた『ガンダム』キャラ3選

漫画やアニメなどでは、特定のキャラの過去が語られたり、味方をかばって攻撃を受けたりする演出が、そのキャラの死の前兆「死亡フラグ」であることが多い。しかし、中には死んだかと思わせつつ死亡フラグを回避したキャラも存在する。そこで『機動戦士ガンダム』シリーズに登場する死亡フラグから意外にも生き残ったキャラを振り返ってみよう。

“死亡フラグ”を回避した『ガンダム』シリーズのキャラクターを紹介【写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ】
“死亡フラグ”を回避した『ガンダム』シリーズのキャラクターを紹介【写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ】

死亡フラグ回避に貢献で「MVP」称賛

 漫画やアニメなどでは、特定のキャラの過去が語られたり、味方をかばって攻撃を受けたりする演出が、そのキャラの死の前兆「死亡フラグ」であることが多い。しかし、中には死んだかと思わせつつ死亡フラグを回避したキャラも存在する。そこで『機動戦士ガンダム』シリーズに登場する死亡フラグから意外にも生き残ったキャラを振り返ってみよう。

 とくに有名な死亡フラグ回避キャラとして思い浮かべられるのが、『機動戦士ガンダムSEED』に登場したムウ・ラ・フラガだ。地球連合軍とコロニー国家「プラント」率いるザフト軍が宇宙要塞「ヤキン・ドゥーエ」で激突するなか、ストライクガンダムに乗るムウも戦艦アークエンジェルの一員として第三勢力で参戦していた。HD版第47話(本放送版49話)「PHASE-49:終末の光」では敵戦艦からの攻撃からアークエンジェルを守るため、ムウは自らが操縦するストライクガンダムで盾となった。

 敵戦艦の攻撃に機体は耐えられず爆発し、初期のTVシリーズでは宇宙空間に漂うムウのヘルメットが描かれていたため、ムウは死亡したかと思われていたが、続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』にてムウに良く似た仮面のネオ・ロアノークが登場。その後、ネオの正体が記憶を失って生きていたムウ本人だったことが発覚し、アカツキガンダムで前作の退場時を再現するような展開のなか今度は見事にビームをはじき返し雪辱を果たす。そんなムウは最新作の劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』でも、さらに威力の高い大量破壊兵器と対峙し、驚くような活躍でファンに見せ場を作っている。

 また、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』で死亡フラグを回避し、ファンを沸かせたのがジェターク社の御曹司グエル・ジェタークだ。グエルは第23話「譲れない優しさ」で異母兄弟のラウダ・ジェタークの駆る機体・ガンダムシュバルゼッテと対決を演じていた。

 激しい兄弟対決の末、グエルの駆る機体・ディランザはシュバルゼッテの刀に貫かれて大破してしまう。回想シーンも挟まれ、力なく落ちていく機体とともにグエルは死んでしまうと思われたが、すんでのところで彼を慕うフェルシー・ロロの機体・ディランザが放ったトリモチで応急処置され一命を取り留める。脇役の意外な活躍っぷりにファンは「フェルシーこそMVP」だと物語に沸き上がっていた。

 その他、『機動戦士ガンダム00』ではグラハム・エーカーの明らかに死んだと思われる描写からの復活も忘れられない。グラハムは、劇場版『機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』の最終盤で宇宙生命体「ELS」との対話のため、超巨大個体に向かった主人公の刹那・F・セイエイとダブルオークアンタを援護し、その道を切り開くため特攻し壮絶な最期を遂げた。

 しかし、死んだかと思われたグラハムだったが、10周年記念イベント「ガンダム00 Festival 10 “Re:vision”」の朗読劇内で衝撃の事実が判明する。なんとグラハムは無事生還し、治安組織ソレスタル・ビーイングの一員になっていたのだ。『ガンダム00』は続編の制作が示唆されているので、実現すれば引き続きグラハムの活躍する姿も描かれるかもしれない。

 死亡フラグの回避は視聴者の予想を裏切るような展開かもしれないが、その後の活躍を見られるのは良い裏切りだと言えるだろう。

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