高橋文哉、芸能界は「思ったこと全て言っていい世界じゃない」 心に蓋も「押し殺すのが得意」
俳優の高橋文哉が14日、都内で行われた映画『クスノキの番人』(伊藤智彦監督、30日公開)の完成披露試写会舞台あいさつに登壇。芸能活動をする上での意識を明かした。

東野圭吾氏の小説が初アニメーション映画化
俳優の高橋文哉が14日、都内で行われた映画『クスノキの番人』(伊藤智彦監督、30日公開)の完成披露試写会舞台あいさつに登壇。芸能活動をする上での意識を明かした。
累計発行部数100万部を突破し、話題となった東野圭吾氏の小説『クスノキの番人』(実業之日本社文庫刊)をアニメーション映画化。多くの作品が翻案されてきたが、アニメ化は今回が初となる。同作が描くのは、無数の祈りを受け止めてきた1本のクスノキと、その番人となった青年のもとで紡がれていく人間ドラマ。主人公・直井玲斗を演じるのは、長編アニメーション映画初主演となる高橋。そして、物語のカギを握る玲斗の伯母・柳澤千舟を天海祐希が演じる。
出演が決まったときの心境について、高橋は「東野先生の初アニメーション作品ってことで惹(ひ)かれた自分もいれば、ドキドキした自分もいた。主演としての経験が多くない中選んでいただいたので、率直にすごくうれしかったです」と回顧。今回のアフレコでは、実際に天海と向き合って収録したシーンがあったそうで「天海さんのお顔を見てお芝居をできたのは、すごく覚えています」としみじみと話した。また、取っ組み合いをしているシーンは、実際に体が大きなスタッフと取っ組み合いをしながら撮影したとのことで「そうして玲斗に声を吹き込めたのがうれしかった」と声を弾ませていた。
この日は、同作の内容と絡め「『〇〇の番人』だと思うこと」を聞かれる場面も。これには「蓋の番人です」と答え、「心があふれそうなとき、場をわきまえないといけないときに押し殺す、蓋をするのがうまいんです。『本当はこう思っているけど出さない』といった感じ」と説明した。さらに「この仕事を始めてから思ったんですが、思ったことをすべて言っていい世界じゃない。感じたことを自分の物として発信できない場面もあるので、そういったときに蓋をするようにしている」と日々の活動の中での意識を明かした。
舞台あいさつには、天海、齋藤飛鳥、宮世琉弥、大沢たかお、伊藤監督も出席した。
あなたの“気になる”を教えてください