ディズニーで2区画占有する車が「マナー違反」と物議→実はキャストの誘導 運営側「状況により案内することも」

東京ディズニーリゾートの駐車場で、1台の車両が白線をまたぎ、2区画分のスペースを占有して停車している様子を写した画像がSNS上で拡散され、議論を呼んでいる。

東京ディズニーランド【写真:ENCOUNT編集部】
東京ディズニーランド【写真:ENCOUNT編集部】

「実は正しい停め方」常連客らから指摘が相次ぐ

 東京ディズニーリゾートの駐車場で、1台の車両が白線をまたぎ、2区画分のスペースを占有して停車している様子を写した画像がSNS上で拡散され、議論を呼んでいる。

 発端となったのは、あるSNSユーザーの投稿。2つの駐車スペースの中央に停められた車両の写真とともに、「一昨日のディズニーランドの駐車場。こんな迷惑な停め方をする奴がいるんだね。まさに輩、動物。こんな連中にディズニーランド来て欲しくないね」と、強い言葉で非難。この投稿に対し、一部のユーザーからは「マナー違反」「2台分の料金をもらえばいい」といった同調の声が上がった。

 一方で、パークの事情を知る来園者などからは、別の見方も示された。「この停め方パーキングキャストから指示されてますよ」「大型乗用車は乗り降りでトラブルにならないように2台分スペース使わせてくれるとか聞いたことある」「投稿主、ディズニーに車で行った事ないんだろうな」といった内容だ。

 実際、東京ディズニーリゾートの駐車場では、混雑状況や車両の大きさ、乗降時の安全確保などを考慮し、現場スタッフの判断で通常とは異なる駐車方法を案内するケースがある。運営するオリエンタルランドの担当者は、取材に対し「状況によって2区画分を使って駐車をご案内することもございます」と説明。どのような場合に2区画分を使用するのかという「基準」については、「お答えをしておりません」としつつ、「駐車の際は、キャストの案内に従っていただくようお願いいたします」と呼びかけた。

 今回投稿された画像は大型のSUVや高級ミニバンだった。一方的に撮影した上で批判したものの、常連客などから“反論”が相次いだことから、投稿は削除された。

 一見するとマナー違反のように受け取られがちな駐車でも、現場の判断や安全確保を目的としている可能性もある。稚拙なさらし行為は、本来向けられるべき現場の努力や工夫をかき消し、誤解を広げてしまう危うさもはらんでいる。

次のページへ (2/2) 【写真】SNSで拡散され混乱が生まれた「2区画占有駐車」の様子
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