長瀬智也×宮藤官九郎が令和初タッグ! “濃すぎる家族”を描いた「俺の家の話」放送決定
「TOKIO」の長瀬智也が、TBSの2021年1月期のドラマ「俺の家の話」(毎週金曜午後10時)で主演を務めることが決定した。脚本は宮藤官九郎が担当する。
“王道ホームドラマ”で「親の介護をするプロレスラー」を演じる
「TOKIO」の長瀬智也が、TBSの2021年1月期のドラマ「俺の家の話」(毎週金曜午後10時)で主演を務めることが決定した。脚本は宮藤官九郎が担当する。
長瀬と宮藤はこれまで、TBSドラマでは「池袋ウエストゲートパーク」、「タイガー&ドラゴン」、「うぬぼれ刑事」でタッグを組み、いずれも大きな話題となり現在でも人気の作品である。そんな2人の令和初タッグドラマに期待が高まる。
「俺の家の話」は宮藤が手掛けるオリジナルストーリーで、長瀬が演じるのは、ブリザード寿というリングネームで活躍する現役プロレスラーの観山寿一(みやま・じゅいち)。
寿一はかつては大規模プロレス団体に所属した人気レスラーで、プエルトリコチャンピオンまでいったが、ケガや年齢もあって今は小規模な団体で細々と試合に出ている。そんな寿一のもとに父親の観山寿三郎(みやま・じゅさぶろう)が危篤との連絡が入る。
二十七世観山流宗家にして重要無形文化財「能楽」保持者である寿三郎は人間国宝でもあり、全国に1万人以上の門弟を持つ。寿一はその跡を継ぐと期待されていたのだが、あまりにも厳しい寿三郎の指導に反発して家出し、20年以上音信不通になっていた。奇跡的に一命を取り留めた寿三郎は、傍らに立つ介護ヘルパーの女性を紹介し、彼女と婚約し遺産もすべてこの女性に譲ると宣言する。
実力と人気に限界を感じていた寿一はプロレスラーを引退し、実家に戻り寿三郎の介護を手伝うことに。家族と謎のヘルパー女性を巻き込んで、介護と遺産相続を巡る激しいバトルのゴングが鳴る――。
◇主演・長瀬智也コメント
「2021年1月期の金曜ドラマ『俺の家の話』で主演をやらせていただくことになりました。そして、磯山プロデューサーと宮藤さんと11年ぶりにタッグが組めて幸せに思います。
演じる気持ちは『IWGP(池袋ウエストゲートパーク)』の頃と何も変わりません。42歳の思い出にさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします」
◇脚本・宮藤官九郎コメント
「長瀬くん、磯山プロデューサーと、またドラマが作れる。こんなにうれしいことはないです。僕にとっては長瀬くん自体が、連載少年マンガの主人公のような存在です。
まだまだ描ける、いくらでも描ける、描きたいと思わせてくれる。落語好きのヤクザ、恋愛体質の刑事、地獄の鬼。どんな無理な設定でも、絶対面白くしてくれる。
『長瀬くんと次やるなら、プロレスラーが親の介護をするホームドラマがいいです』こんな提案を受け入れてくれるプロデューサーは磯山さんだけだし、なんの疑問も持たずに肉体作りに励んでくれるのは長瀬くんしかいません。もう俺の頭の中では始まってる『俺の家の話』ですが、放送は1月からです」
◇プロデューサー・磯山 晶
「宮藤官九郎さんと長瀬智也さんとドラマを作ることは、とてもワクワクして、とても刺激があって、それでいてホーム感があふれる私のライフワークです。またその作業に入れることがうれしくてたまりません。
このドラマは、長瀬くんと長期にわたって相談してきた企画であり、彼本人の思いもたくさん詰まっています。宮藤くんとは、とにかく『現時点での長瀬智也の最高傑作を作ろう!』とずっと話し合って来ました。前代未聞の設定ですが、『家族っていいな』と思える王道のホームドラマを目指しております。是非、期待してください」